お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが、総額160万円のロードバイクを購入して話題になっています。「え、粗品って自転車好きだったの?」「160万円ってどこのロードバイク?」「ホイールだけで軽自動車買えるぞ」と注目を集めています。
自転車好きならやっぱり気になる粗品さんが買った高級ロードバイクやギア類、パーツ類! ということで今回は、粗品さんが購入したロードバイクの「フレーム」「コンポ」「ホイール」といった主要パーツから、「ヘルメット」「ライト」「ベル」「空気入れ」といった周辺アクセサリーに至るまで、メーカー名やモデル名を徹底的に調べてみました!
ロードバイクのブランドなどはズバリ動画で言っているのですが、細かいパーツやギアなどは意外とはっきり言及しておらず、「結局ヘルメットは何を買ったの?」などモヤモヤした人もいるのでは?
どれを買ったか、全部がっつり調べてみましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
御堂筋くんと同じロードバイクに乗りたい粗品さん
霜降り明星の粗品さん再臨✨
— ワイズロード Head Office (@ysroad) April 22, 2025
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高級バイクに目が行きがちですが、ヘルメット、サングラス、グローブなど安全装備も欠かさないのが嬉しいですね👏#霜降り明星 #粗品 pic.twitter.com/55Cm0jj8L6
「健康のために通勤手段をロードバイクに変えたい」
そんな真面目な理由から始まった粗品さんのロードバイク購入計画……かと思いきや、その裏には弱虫ペダル沼にハマった結果という一面も。しかもお気に入りのキャラは、あのちゃんが推していることでも知られる御堂筋翔。
「健康のため」という “建前” と、「推しへの愛」という “本音” が絶妙に入り混じった今回の爆買い。総額160万円というスケールの違うお買い物の全貌を早速探っていきましょう。
※記事内で紹介しているアイテムはあくまで編集部調べによるものです。すべてが完全に同一商品であるとは限りません
粗品の買ったロードバイクのフレームは何? コンポは? ホイールは?
御堂筋くんといえばフレームはもちろん『デローザ』!モデルは「838」のステルスマット
▶ DE ROSA 838

御堂筋くんに影響された粗品さんがチョイスしたフレームはやっぱり「デローザ」。イタリアの名門メーカーが開発した、快適性を重視したエンデュランスジオメトリで知られるカーボンフレームモデル「838」をチョイス。国内販売価格は約28万円(税込)です。
いきなり完成車でなくフレーム単体で購入するあたり、強いコダワリが伺えますね!
通勤用でもコンポはシマノ最上位グレード『デュラエース』
▶ Shimano DURA-ACE R9200系

世界トップシェアを誇るコンポーネントメーカーであるシマノのトップモデル『デュラエース』をチョイス。一般の感覚だとデュラエース購入には大きな決断が必要だったりしますが、さすがはトップタレントの粗品さん、サラリと購入を決意! プロ選手も選ぶ最高峰グレードを通勤に使う大胆さがたまりません!
ここまできてエントリーモデルは許されない! ホイールはカンパの名作『ボーラ ウルトラ』
▶ Campagnolo BORA ULTRA WTO

ホイールは、デローザと合わせてイタリアンブランドをチョイスした『カンパニョーロ』。動画内でモデル名までは言及されていないのですが、動画の端々に映るルックスと商品価格から察するに、これは多くのサイクリストが憧れる『ボーラ ウルトラ WTO』!
昨今のトレンドに左右されずややローハイトめのモデルを選ぶあたり、御堂筋くんをできるだけ忠実に再現しようという心意気がヒシヒシと伝わってきます。
周辺パーツは何を選んだ? ハンドル、シートポスト、サドル、ペダル!
あえてのアルミハンドル!『シマノプロ VIBE コンパクト』
▶ SHIMANO PRO VIBE アルミハンドルバー

シマノのパーツブランドである『シマノPRO(プロ)』からリリースされている、オーソドックスなアルミの丸型形状ハンドルを選んだ理由は、やはり通勤という用途から導かれた結果。
納車された完成車を見るに、ステムとバーテープの隙間から「VIBE」の文字がチラリ。アルミとはいえ、シマノPROの中でもハイグレードな位置付けの『VIBE(バイブ)』シリーズを選択しているあたりはさすがの一言。
シートポスト&ステムも『シマノプロ』でブランドを揃えるこだわりっぷり
▶ SHIMANO PRO VIBE ステム

ステムはハンドルとブランドをあわせて、ほぼお任せでオーダーしていた粗品さん。納車時の映像で全面にV字のシルバーパーツが確認できるので、おそらくこの「シマノプロ VIBE(バイブ)アロイステム」でしょう。
アルミステムの最高峰とも称されるこのモデル、細かいところまでぬかりなし!
▶ SHIMANO PRO シートポスト

シートポストもブランドを統一し『シマノプロ』をチョイス。シックなデザインが光ります。詳しいモデル名までは言及されていませんが、ロゴ位置から察するにおそらくこれもVIBE(バイブ)シリーズではないでしょうか。
サドルはフィジークの3Dモデル『アンタレス ヴァーサス エヴォ』
▶ fi’zi:k Antares Versus Evo

フィジークの『アンタレス ヴァーサス エヴォ』は中央に溝があるタイプ。トレンドの3Dプリントパッドを採用しており、存在感バツグンですね。
からだへの負担が少なく、見た目も今っぽく、かつ軽量なこのサドル。通勤シーンでもバッチリ活躍してくれそうです。
定番のタイヤ『ピレリ Pゼロ』をセット
▶Pirelli P ZERO

タイヤには、ピレリのレーシングタイヤ『Pゼロ』シリーズをセレクト。F1でも有名なピレリが、モータースポーツの過酷な条件下で培ったDNAを、自転車のタイヤにも取り入れて開発した逸品です。
普段使いしやすいフラットタイプの『グランジ スクイント ペダル』を装着
▶ GRUNGE スクイントペダル

御堂筋くんイメージであれば当然ビンディングかと思いきや、ここはあえてのフラットペダル。しかし冷静に考えると、通勤&普段使いという目線で考えれば、フラットペダルの優位性は確かにあります。
初めての本格ロードバイクということで、スニーカーで乗れる『グランジ』のフラットペダルは安全面も考慮した、賢明な選択といえるでしょう。
アクセサリは実用性重視のチョイスが光る!
ライトは定番『キャットアイ』の最新型「ボルト800」
▶ CATEYE VOLT800 NEO

ライトは『キャットアイ』。なかでもこの「ボルト800」はロングライダーからの信頼も厚い大定番ですね。タイプC充電ができる最新型なので、使い勝手はかなり良さそう。
通勤なら忘れちゃいけないスマホマウント『クアッドロック』
▶QUAD LOCK

サイクルコンピューターでなくスマホホルダーというチョイスは、あくまで通勤や普段乗りという用途を考えたときにとても実用的。
納車時の映像でひときわ目立つブルーカラーから察するに、このマウントは『クアッドロック』のもの。頑丈な専用ホルダーを採用し、一瞬でスマホの装着が可能というのがウリです。自転車用だけでなくモーターサイクル用も展開しているだけあって、その固定力は折り紙付き。
カギは安心と信頼の『アブス』!
▶ ABUS チェーンロック

高額パーツをふんだんに使った粗品さんのハイエンドなロードバイク。これは盗難の心配がつきまといますね。
その対策として粗品さんにピックされたカギは、チェーンロック界でもその頑丈さで一目置かれる存在の『アブス』。太すぎず、重すぎず、それでいて安心感はちゃんとあるという絶妙なバランスのモデルが選ばれていました。
ベルは目立ちにくさを優先した『ノグ』の「Oi(オイ)」
▶ Knog Oi

意外と悩ましいのがロードバイクに取り付けるベル。取り付けが義務付けられているので装着必須なものの、存在感ありまくりなものは避けたい……というサイクリストの解決策となっているのが『ノグ』のこのベル。
いわゆるリング形状の先駆けブランドであり、悪目立ちしません。実用面でも遠くまで届きやすい美しい音色が特徴です。
バーテープも御堂筋くんにあわせた『フィジーク』のホワイトカラー
▶ fi’zi:k Tempo Microtex Classic

しっかりと厚みのあるグリップ性能で通勤用途にもピッタリな『フィジーク』の「テンポ マイクロテックス クラシック」。ロードバイクのデザインを邪魔しないシンプルなバーテープです。耐久性にも定評アリ。
ライドに欠かせない周辺ギアもしっかり買い揃えます!
ヘルメットも御堂筋くんテイストのホワイトカラーに
▶OGK KABUTO VOLZZA

サイクリストの安全確保はもちろん、見た目も大きく左右する重要ギアがヘルメット。ここで意識されるのもやはり御堂筋くんのヘルメットイメージで、白いカラーとスポーティな形状をチョイス。
こちらはヘルメット界の有名ブランド『カブト』のミドルクラスレーシングモデル「ヴォルツァ」。エアロなフォルムがスタイリッシュですね。
サングラスは『オークリー』のパフォーマンスモデル「スフィエラ」を
▶ OAKLEY SPHAERA

シンプルな形状が決め手となったサングラスは『オークリー』。こちらのモデル「スフィエラ」は左右の穴がベンチレーションの役割も果たしてくれます。
メーター付きの空気入れは『ギヨ』をお買い上げ
▶ GIYO GF-54

タイヤの空気入れに『ギヨ』を選んだ粗品さん。動画でチラリと映り込むポンプには、上のほうに空気メーターが備わっています。空気メーターが上部にあると、空気を入れながら数値が見やすいので隠れた便利ポイントなんですよね。
シティサイクルとは異なる空気圧の管理方法に、粗品さんも思わず「これは思ったより大変やな」とこぼしていましたが、このポンプでこまめに空気圧を管理することでしょう。
総額はいくら? ホントに160万円?
動画を洗い出す形で粗品さんの購入品をすべて紹介してきました。その内訳をざっくり推察してみると……
- フレーム:約28万円
- コンポ:約46万円
- ホイール:約60万円
- 周辺パーツ・アクセ類:約25〜30万円
💰合計:約160万円(※編集部調べ)
初回の買い物でこの金額、なかなかシビれますね!
粗品さん、通勤用でそのスペックはスゴすぎます!
本体、パーツ類含め総額約160万円のロードバイクをさらりと購入した粗品さん。ワイズロード店員さんのアドバイスを受けつつ、しっかり自分のコダワリも打ち出して、まさに唯一無二のロードバイクに仕上がっていますね。
今後、このスペシャルなロードバイクでどんなライドを見せてくれるのか楽しみです!
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