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ROAD BIKE

ロードバイクを始めるのにまず必要なモノ16個【コレ買っとけば間違いない】

こんにちは! 自転車店で現役メカニックをつとめる、ののむらです。サイクリングに最適な季節である春が過ぎ、今年もロードバイクデビューのお客さまでいっぱいでした! 初めての1台を手にしたときのワクワクした顔を間近で見ることができるのはスタッフ冥利に尽きますね。

そんな中、必ず聞かれるのが「ロードバイクだけ買えばOKなの?」という質問です。

じつはロードバイクを始めるにあたって「絶対必要なもの」「できればあると良いもの」「乗り方によっては必要なもの」があるんです。

そこで今回は、ロードバイクに必要なアイテムをヌケモレなくご紹介します。私が毎日のように新規サイクリストさんに紹介している内容をそのままアウトプットした記事となっていますので、ぜひ参考にしてください。さらに私自身が活用しているアイテムも、実例付きでたくさん紹介します!

【必須】絶対に必要なもの7選

ロードバイクに乗り出すとき、まずそろえておく必要がある “基本のキ”。逆にこれらがないと走り出せないレベルの必要最低限のマストアイテム7つをチェックしていきましょう。

必須①ペダル

(左)フラットペダルと、(右)ビンディングペダル

初めてロードバイクを買う人が高確率で発するセリフが「え! ペダルついてないんですか!?」というもの。

そのとおり、ロードバイクの完成車ってペダルが付属していないことがほとんどなんです。ママチャリやシティサイクルでは当たり前のようにペダルがついていますから、そりゃあびっくりしますよね。

「漕ぐためのペダルがなぜ付属しないのか……? 不親切じゃないか!」というのはまったくの誤解で、ロードバイクは自分にあったペダルを選んで購入することを前提としているのです。とくにシューズと固定させるビンディングペダルは、シューズによって互換性があったりなかったりするので、特定のペダルが付属していない方が親切というわけですね。

人生初のロードバイクという方への、ののむら的おすすめは、まずは安いフラットペダルで始めてみること。慣れてきたら、ロードバイクの走行感の醍醐味ともいえるビンディングペダルへステップアップしてみるとよいでしょう。

▼片面ビンディング(SPD)という手も。定番のシマノ「PD-EH500」がオススメ!

SHIMANO 「シマノ」 PD-EH500 ペダル / 世田谷店

ののむらはシマノ最高グレードのデュラエースペダルを愛用

必須②空気入れ(フロアポンプ)

PANARACER 「パナレーサー」 フロアポンプ / 有明ガーデン店

ロードバイクは空気圧の管理がとても大事です。ロードバイクを買ったら、必ず「空気圧メーター」付きのフロアポンプを用意してください。

私はロードバイクを生かすも殺すも、メカニックの腕と空気圧次第だと思っています。どんなに高級なタイヤを履いたハイエンドホイールでも、空気を入れすぎてしまえば滑ってしょうがないし、少なすぎると今度はパンク多発の原因に。

自転車の性能をMAXまで引き出すために、ライドのたびに空気圧を測定して、きちんと空気を入れるクセをつけましょう。指でタイヤを押すだけのチェックは絶対ダメ!

ホームセンターなどで空気圧メーターのつかない仏式対応ポンプが2000円弱で売っていますが、フロアポンプは頻繁に買い換えるものではないのでメーター付きで、長く使える間違いのないものを購入しておきましょう。

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必須③ヘルメット

BONTRAGER 「ボントレガー」 STARVOS 51-57cm ヘルメット / 京都西院店

ヘルメットも蛍光マーカーを引いておきたいくらいのマストアイテム! 改正道路交通法の施行により、令和5年4月からすべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。ロードバイクも、ママチャリもすべての自転車が対象です。

じつは自転車の交通事故で亡くなってしまった方の半数以上が、頭部のけがが原因というデータが出ています。ロードバイクは自転車とは思えないほどのスピードが出てしまう乗り物なので、頭部の保護はマスト! ヘルメットなしで落車したらなんて考えるだけでぞっとします……。仕事柄、お客さまの事故対応も頻繁にするのですが、ヘルメットがあったからこそ助かった冷や汗ダラダラ案件を何度も見聞きしています。乗りなれていない初心者こそ、もう絶対かぶる!という勢いでお願いしますね!!

ヘルメットの購入時は、安全基準を満たしているかもチェック!  「JCF(日本自転車競技連盟)公認マーク」や「CE(欧州連合)マーク*」がついていれば問題ありません。

また通気性やフィット感も重要なので、試着してから買うことをおすすめします。

*)自転車用であることを示す「EN1078」規格を選ぶこと

必須④ライト

通勤通学など街頭のある道での夜間走行なら、フロントライトは400〜800ルーメンの明るさがあると安心
GACIRON 「ガシロン」 V20 C-400 フロントライト / 京都八幡店

続いてはライト。これも必須アイテムです! 道路交通法で「夜間、道路を通行するときは、前照灯をつけなければならない」と定められており、昼しか乗らないと思っていても、急に夕方〜夜間を走ることになったときライトがないとアウトです。昼しか乗らない人でもしっかり付けておきましょう。

ライトの明るさは、たとえば大阪府の道路交通規則では「前方10メートルの交通上の障害物を確認することができる光度」と定められています。このように自治体ごとでばらつきはありますが、街灯の有無や走行スピードに合わせて明るさを決める必要があります。

たとえば自転車用ライトブランドの『ガシロン』は、以下のように推奨しています。

出典:自転車ライトの選び方【フロントライト編】(Gaciron)

自転車通勤をしていて、街灯のある都市部をロードバイクで走るなら、400ルーメンを基準に選べばよいということになりますね。

ライトの色にも決まりがあって、フロントライトは白・リアライトは赤。それ以外の色はNGなんです。リアライトは赤い反射板でも代用可ですが、ロードバイクは速度が出る自転車で、車道を走ることがほとんどですから、遠くからでも視認性が高いリアライトをつけるようにしましょう。

Q. 電池タイプと充電タイプはどう選ぶ?
A. より明るいライトが欲しいなら充電式、明るさより点灯時間の長さを重視したいなら電池式がおすすめです。ライト本体の金額は明るいほど高額になります。
夜間は乗らないし、とりあえず街乗り用途の人なら、まずは3000円前後の電池式ライトを用意すればOKです。

ブルベ(200㎞以上のロングライド)で夜通し走るときは、ガシロンの1200ルーメンと3000ルーメンのライトをダブル装備しています。同じメーカーなので充電コードとマウントも共通でなにかあっても安心。備えあれば憂いなし!

必須⑤ベル

KNOG 「ノグ」 Oi LUXE ベル / 中目黒店

ベルも法律で装着を義務づけられているアイテム。ロードバイクと一緒に忘れずに買っておきましょう。

ロングライドやグルメライドイベントでは、参加項目にベルの装着が入っているケースが多いですし、ここ数年ではトライアスロンの大会でもベルチェックが入るようになった会場もあります。

「ロードバイクにベルってダサくない?」ってたまに言われるんですが、最近はスタイリッシュで軽いベルもたくさん選べます。

ののむら愛用の軽量なマイクロレックスベル。ゴールドリボン支援企画とのコラボアイテムなんですよ!

ベルは車でいうところのクラクションのようなもの。クラクションが鳴らないと車検に通らないように、自転車であっても重要視すべきアイテムなんです。

必須⑥鍵

小さいワイヤー錠でいいので、精神衛生上持ち歩くのがおすすめです!

ママチャリの何倍も高額なロードバイク。少しトイレに行く時でさえハラハラした経験はありませんか?誰かと一緒なら見ててもらえばいいだけなんですけど、ソロライドの場合はそうもいきません。そんな時に不安感を払拭してくれるのが鍵です。

ののむら愛用のワイヤー錠。サドルバッグに入るサイズが携帯性もよくおすすめ

もちろん長時間放置は良くないので、パッと用事を済ませてくる前提ですが、あるとないとでは安心感が違います。動かせない固定物と一緒に施錠する「地球ロック」ができると、盗難リスクも減らせるでしょう。

必須⑦ボトル・ボトルケージ

運動中は水分補給が必須。自転車専用のボトルがあれば、停車時にサッと片手で水分を摂取することができます。ペットボトルを携帯するのもアリですが、フタを開けるために停車しなければならないのがネック。自転車専用のボトルが一番スマートに飲めます。

さらにセットでそろえておきたいのが、ボトルを差しておくボトルケージ。フレームに取り付けてボトルをスムーズに手にできる便利アイテムです。ロードバイクにはカゴがついていないので、最初はペットボトルで様子見という人も、ボトルケージだけは買っておくとよいでしょう。その場合は、自転車専用ボトルとペットボトルと両方使えるタイプを選ぶようにしてください。

フレームが小さくて取り出すスペースに余裕がない場合は、斜めや横からボトルインできるタイプもありますよ。

横からスッと取り出せるタイプ。ののむらはボトルもボトルケージもエリートのものを愛用中

【推奨】できればあると良いもの6選

次はもう一段ステップアップ! 必須ではないけれど、あると驚くほど快適で、ライド中の安心感や楽しさをグッと引き上げてくれる “かゆいところに手が届く” 6つの装備を紹介します。

推奨①サイクルジャージ(専用ウェア)

RAPHA 「ラファ」 CORE JERSEY Mサイズ メンズ サイクルジャージ / 福岡店

ロードバイクの最初の難関といえるサイクルジャージ。「あのピチピチウェアは気が引ける!」という声を何度聞いたことか……。

でもここは声高にして言いたい! ピチピチなのには理由があって、たくさんのメリットを享受できるんです。

①空気抵抗が減ってラクに走れる
②速乾性のある素材なので汗をかいても快適
③ジャージにはバックポケットがついていて、荷物を入れられる
④専用パンツ(ビブ)は、パッド入りでお尻が痛くなりにくい

これだけのプラス要素が! 最初は恥ずかしいかもしれませんが、一度着てしまうと案外すぐ慣れてしまうもの。今はシンプルでおしゃれなサイクルウェアもたくさんありますしね。

最初はジャージだけ、パッド付きパンツだけ、といった取り入れ方もおすすめ

気づけばサイクルウェアがこんなに! より空気抵抗の軽減を求めて、上下が一体になったワンピースタイプも着るようになりました

そして一度慣れたらもう普段着でロードバイクには乗れなくなるかも! Tシャツは汗の抜けが悪いし、普通のパンツは漕ぎにくくてお尻も痛いし、専用ウェアの快適さを実感することでしょう。

初めてのウェアには着替えやすいゴムパンツタイプがおすすめ。トイレで焦りませんよ!
THRLEGBIRD 「スレッグバード」 XXLサイズ サイクルパンツ / 阪急塚口店

推奨②サングラス(アイウェア)

ALPINA 「アルピナ」 HAWKEYE Q-LITE サングラス / 滋賀大津店

ロードバイクに慣れてきて長時間走るようになると、意外と目にもストレスがかかっていることがわかってきます。乾燥・紫外線・異物から目を守るために、アイウェアを着用するとライドがグッと快適になります。

アイウェアは値段にかなり幅があるのですが、最初のうちは数千円ほどの安価なものでOK。それだけでも目の乾燥や、虫などの入り込みをかなり軽減できます。

>> まずは中古で始めるのが賢い選択

ののむら愛用のアイウェア。トンネル・夜間もそのまま走れるピンクレンズがお気に入り

メガネ派から熱い支持を受けるカブトのシールド付きヘルメット

試着してから購入する際は、いつも使っているヘルメットを持参するのがおすすめ。じつはアイウェアとヘルメットには相性があって、モノによってはアイウェアのフレームとヘルメットが干渉してうまく装着できないケースもあるんです。実店舗で試着ができる場合はヘルメットとの相性もチェックすることをおすすめします!

推奨③グローブ

MAVIC 「マビック」 INFINITY Sサイズ グローブ / 浜松店

グローブの役割はグリップの向上と、手の保護。手汗を吸って滑りにくくし、落車時には手を保護してくれます。手のケガって治りにくいし、家事をするにも仕事をするにも超ストレスになるんですよね……。まずは指切りグローブをひとつ買いましょう!

グローブを選ぶポイントはサイズ感。できれば試着をして、とにかくフィットするかをチェックしてみてください。小さすぎるとむくんだときにきつくなって痛くなりますし、大きすぎると指を入れる部分がだぶついて操作性が悪くなってしまいます。

ののむら私物のグローブたち。モチモチ極厚パッドはロングライドがめちゃくちゃ快適になって最高!(ただし乾くのに時間がかかるというデメリットにあとから気づかされたり……)

パッドにも種類があって、薄いものはダイレクト感が強く軽量。逆に厚みがあると振動吸収性に優れ、長距離走行のダメージを軽減できます。

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推奨④携帯工具(パンク修理キット)

パナレーサーのボトルケージに収納できるツールボトルセット 画像出典:Panaracer

一流サイクリストたるもの、パンク修理はマスターしておきたいところ! 出先でパンク修理ができるツールを一式そろえて、サドルバッグやツールボトルに入れてライドに持って行きましょう。

必要になるアイテムを、ののむら私物で紹介しますね。

画像左上から、

  1. 携帯工具(スルーアクスルの方は車輪を外すのに必須)
  2. タイヤレバー
  3. 予備チューブ
  4. パッチ
  5. タイヤブート
  6. 携帯エアポンプ

①最近ではロードバイクのディスクブレーキ化にともない、ホイールのスルーアクスル化が進んでいます。リムブレーキのクイックレバー方式であれば工具レスでホイールを外せましたが、スルーアクスルでは5mmもしくは6mmの六角レンチが必須に。

スルーアクスルに限らず、サドル高の調整やハンドルの曲がりを修復するときにも使えるので、携帯工具はいつも持っておくようにしましょう。

②③ロードバイクのパンク修理は基本的にチューブ交換で対応します。ホイールを外したら、タイヤレバーを使ってタイヤを外し、予備チューブと交換します。

④予備パッチはあくまで緊急用。ロードバイクの空気圧はママチャリよりもかなり高圧なので、チューブの穴をパッチでふさいでもそのうち空気圧で剥がれてきてしまうんです。予備チューブすらパンクしてしまった場合の応急処置用に、保険として入れておくと安心です。

⑤タイヤブートは、サイドカットなどタイヤが切れてしまった場合に使うものです。切れたままではそこからチューブがはみ出してしまうので、切れ目をふさぐための応急処置用としてタイヤブートがあると安心です。

⑥最後は空気をいれるための携帯ポンプです。最近では携帯性に優れ、ボタンひとつで空気を入れられる電動タイプを携帯する人も多いです。昔からあるハンドポンプは腕を使って空気を入れるのでかなり疲れますが、ポンプ自体の構造がシンプルで安価。CO2インフレータータイプは、カートリッジボンベの持ち運びが必要ですが、一瞬で空気を入れられます。

推奨⑤メンテナンススタンド

ノーブランド メンテナンススタンド / 有明ガーデン店

メンテナンススタンドという名前ではありますが、室内保管用としてもスタンドはひとつ持っておくことをおすすめします。ちゃんと自立するので、愛車がガシャーンと倒れるのを防いでくれます。後輪を浮かせるものなら、チェーンの清掃や注油もしやすいし、カンタンなメンテナンスはそのまま対応できちゃいます。

スタンド購入時の注意点は、クイックレバー用かスルーアクスル用かを確認すること。はめる部分の形状が違うため、基本的に両者に互換性はありません。さらにスルーアクスルの場合は、両サイドの固定タイプでも使えるかどうかが異なるので要チェックポイントです。

私はクイックレバーとスルーアクスルのどちらも使いたいので、チェーンステーに引っ掛けるタイプも持っています

推奨⑥バッグ

APIDURA 「アピデュラ」 サドルバッグ / バイチャリ浦和ベース

さきほど紹介した携帯工具やパンク修理キットなどを入れるために、自転車に装着できるバッグがあると便利です。サドルバッグ・ハンドルバーバッグ・ステムバッグなどたくさんの種類がありますが、直感的にビビビ!ときたものがあればそれでOK。

選ぶポイントがあるとすれば、防水加工とサイズ。たとえば雨天も走るロングライドなら撥水加工や防水加工が施されている大きめのバッグが安心ですし、なるべく軽くしたいなら最低限の荷物が入るコンパクトなものを選ぶとよいでしょう。

私はデザイン買いを繰り返したせいで未使用のバッグが山盛りです……! ライドにあわせてバッグを買い足すのも楽しいですよ

【拡張】乗り方によっては必要なもの3選

さてここまでそろえたら、ロードバイク沼に片足どころか両足まで浸かりだした頃ですね。そのまま腰までズブズブに沈んでしまいそうな拡張アイテムの出番です。

ライドの可能性をグッと広げてくれるアイテムを、最後に3つ紹介します。

拡張①サイクルコンピューター(サイコン)

BRYTON 「ブライトン」 RIDER 15 NEO サイクルコンピューター / 福岡店

サイクルコンピューター、通称サイコンがあれば、自分のライドを数値にして可視化できます。「今日は過去最長距離の○○㎞走ったぞ!」「平均速度○○㎞/hで走れたぞ!」といった具合に、自分の成長を実感できるアイテムです。そういえば「ガンダムのコックピットみたいでロマンを感じる!」なんてお客さまもいましたね。

速度や距離、勾配や消費カロリーなど、多様なデータが可視化される

グルメライド好きの方だと「○○カロリー消費したので、今日はこれだけ食べられる!」という指標にもなるようです。なるほど。

じつはメンテナンスの目線でも、サイコンを使用しているととても役立つってこと、知っていましたか? タイヤやチューブ、チェーンなど、消耗品には交換の目安になる距離があるので、サイコンで総走行距離を記録しておくと適切な対応ができるんです。

BRYTON 「ブライトン」 RIDER 750 サイクルコンピューター / 阪急塚口店

格安サイコンとミドルクラスのサイコンの分かれ目となるのがナビ機能。ルート表示や方向案内、曲がり道の案内ができる機種は、スマホの地図アプリのように使えて安心です。ロングライドや知らない道を積極的に走りたい人は、ナビ機能の有無を基準に探すのがおすすめです。

最近のサイコンは進化がめざましく、サイコン同士で位置情報を共有できたり、音声通信ができたり、中には空気抵抗まで計測できるものまで、新しいモデルがどんどんリリースされています。マンネリし始めてきたサイクリストにも、モチベアップとしてサイコン導入はおすすめです!

拡張②ビンディングシューズ&ビンディングペダル


自転車を漕ぐのがより楽しくなる魔法のアイテムがビンディングシューズとペダル! 専用のシューズの裏にクリートと呼ばれるパーツを付けて、ペダルと固定させることでペダリング効率をアップさせるというもの。ビンディングのルーツはスキーなので、ウインタースポーツをされている方は馴染みが深いかもしれませんね。

ビンディングに替えると、踏む力だけでなく引き足の力を使えるようになり、パワーの伝達力が向上します。力が逃げない分スピードが上がり、速く、遠くまでサイクリングすることができるのです。

苦手な人が多いヒルクライムだって、足を回す力をすべてを推進力に変換できるので、普通のペダルよりもずいぶんラクに上れますよ!

ののむら愛用中のLAKE(レイク)の街乗り用シューズ。歩きやすいビブラムソールがお気に入り

同じくレイクのシューズですが、ロード用のパフォーマンスモデル。カンガルー革を使った極上のフィット感が特徴です

ペダルにはシマノ、ルック、タイム、スピードプレイと選択肢が4社ほどあって、シューズはさらにたくさんのメーカーがあります。踏んだ感覚やサイズ感などがすべて異なるため、試着できる環境があれば、何足も試してみてください。試着の際は、いつも使っているソックスやインソールがあると、実際の使用環境に近い状態でサイズ選びができますよ。

▼ビンディングペダルについてもっと詳しく

▼ビンディングシューズの選び方はここからチェック!

拡張③輪行袋

MARUTO 「マルト」 RK-01M 輪行バッグ / 有明ガーデン店

輪行袋は、ホイールを外した自転車を手荷物品として電車や飛行機などの公共交通機関で運ぶためのアイテムです。「自転車に翼が生える」といわれる輪行ですが、

①自走では行けない遠い場所を走ることができる
②パンク・天候悪化があったときに近くの駅からエスケープ!
③公共交通機関に限らず、クルマに乗せるときなど、袋に入れるから車内を汚す心配がない

といった使い方ができます。

私は輪行袋を購入してから行動範囲が格段に広がり、ますますロングライドが大好きになりました! 片道た〜くさん走って、帰りは新幹線で駅弁を食べながらのんびり帰ってくるスタイルが好き。ご当地モノのおみやげをゲットできた日にはもうウキウキです!

輪行時は、リムブレーキとディスクブレーキで必要なアクセサリが異なる点に注意が必要です。エンド金具をはじめ、ディスクローターカバー、スプロケカバーやチェーンカバーなど、自分のロードバイクにあわせてアイテムを選びましょう。中には輪行袋に各種アクセサリが付属する場合もあるので、購入前にチェックしておくことをおすすめします。

【チェックリスト】買い忘れゼロ!まとめて確認

以上がロードバイク購入とあわせて買うべきアイテムでした。最後にチェックリストを用意しておくので、買い忘れ防止にお役立てください!

【必須】絶対に必要なもの(7点)

【推奨】できればあると良いもの(6点)

【拡張】乗り方によっては必要なもの(3点)

あらためて必要なアイテムを確認していくと、自転車ってお金がかかるなあと実感します。ただ、それ以上に自転車でしか得られない感動や人間関係の繋がりなど、コスト以上に得られるものがたくさんある、素敵な良い趣味ですよね。

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