記念すべき第1回、シマノ・あさひ・ヤマハなど140社が集結
2024年9月18日〜19日の2日間、国内最大級の自転車合同展示会『Japan Bike Show』が開催されました。
自転車業界に特化したこのイベントは、今回が記念すべき第1回目。あくまで自転車ビジネスの場というコンセプトのため、一般の自転車ファンは入場できず……でも気になる! ということで、今回は自転車業界関係者のみ参加できるこちらのイベントをリポートしていきます!
シマノ・あさひ・ヤマハなど国内外の自転車関連企業140社が集結し、最新技術や製品を披露する貴重な機会となりました。それでは会場の展示やセミナーの様子も含め、見ていきましょう!
キッズバイクやライト付きバッグなど、注目アイテムを発見!
プレミアムな電動アシスト自転車とキッズバイクを展開する『wimo(ウィーモ)』は、新しくラインナップに加わる26インチのキッズバイクをお披露目。見た目もポップで、走りは軽快、とくれば子ども向け自転車の新定番となりそうな予感です。
高性能ガジェットをコスパに優れた価格で提供してくれるライトブランドの『Gaciron(ガシロン)』のブースでは、発売されたばかりのRaptor(ラプター)シリーズを含む主力製品が勢ぞろい。
ブルベやロングライドを楽しむサイクリストにとって、ライトはかなり重要なパーツ。目の肥えたサイクリストたちの選択肢に入ってきそうなアイテムが目白押しでした。
国内未発売のリアライト付きサドルバッグもお披露目。実用性と安全性を兼ね備えたこちらは日本正式発売が待たれます。こうした発売前製品をチェックできるのも展示会ならではですね。
そして会場入口の屋外スペースには、日本を代表するシェアサイクル3社が特設ポートを設置。九州や東京などで展開エリアを広げている『チャリチャリ』の実車もズラリ。
電車の駅から遠い目的地にも楽々アクセスでき、スマホひとつで簡単かつリーズナブルに利用できるシェアサイクルは、今後ますます発展しそうな交通手段ですね。
興味深いセミナーも目白押し!
このJapan Bike Showでは、注目度の高いセミナーも多数開催されました。
自転車の国内販売数を正確に統計化する、という画期的なテーマのセミナーもそのひとつ。今まで正確な統計データが存在しなかったため、全国の自転車ショップからは大変困っているという声があがっていたのもまた事実。
今後は、自転車におけるさまざまなカテゴリの販売台数が正確に数値化されていくことで、ショップやメーカーでもより効率的に事業を展開することが可能になっていきそうですね。
ほかにも今回のイベントでは、スポーツ自転車のタイヤの動向や、油圧ディスクブレーキの基本、警察庁による安全政策など、幅広いテーマでセミナーが実施されており、多くの参加者が真剣に耳を傾けていました。
自転車業界の新たなビジネスチャンスを創出!
今回初開催となったJapan Bike Show 2024。業界の最新技術とトレンドが集まる自転車業界の合同展示会として、活気に満ちたイベントとなりました。次回開催も期待しましょう!