ロードバイクやクロスバイクって、基本的にカゴがついていないから、普段使いには専用バッグがあると何かと便利。
ハンドルバーバッグやサドルバッグにパニアバッグといろいろ持っていますが、なかでも地味に便利でかわいいやつがステムバッグ。
手放せない理由を紹介します。
ハンドルに近くて取り出しやすいから、よく使う小物の定位置に
そもそもステムって何?というひともいると思うので説明をしておくと、ハンドルとフレームをつなげているパーツですね。ハンドルの中央につながっている部分です。
で、ステムのわきにくっつけるからステムバッグ。
じつは普段はハンドルバーバッグを常用しているんですが、ステムバッグはハンドルの手前になるからほんの少し体に近いんです。
本当にちょっとの差ですが、これが意外と違うもので。片手でサッとものを出し入れするのにアクセスしやすいんですよ。
家のカギや、自転車用のカギ、スマホといった小物をいれておくのにピッタリなんですよね。
ペットボトルを入れられる
ハンドルバーバッグやフレームバッグとの違いはこの形状ですね。上向きに細長い形をしているから、ペットボトルもスルリと入ります。安定します。
真夏の炎天下サイクリングとか、水分はどんだけあったっていいですからね。ボトルケージにもう一本プラスして出かけられますし、あとから自動販売機で買ったペットボトルだって入れておける。
つまりこういうこと。
キャンプツーリングでは一気に頼れる存在に
ミニベロでキャンプにいったときの装備です。ハンドルの根元にステムバッグがちょこんといるの、分かります?
こういう荷物をガンガン積載するシーンでは、ステムバッグの存在価値が爆上がりします。
なんといっても便利なのはロードバイクでキャンプに行くとき。最近はもっぱらバイクパッキングスタイルですが、これだけの荷物です。一度深い位置にパッキングしちゃうと場所によっては取り出すのは容易ではありません。
だから、よく使うものはステムバッグに入れておくんです。どうパッキングしたって、ステムバッグはほかのバッグと重なったり、取り出し口がふさがれることはありませんからね。
小銭、スマホ、リップなど。サッと取り出してちょっと使いたいものを入れておくのに本当に便利なんです。
手元にちょこんとたたずむかわいいやつ
いろいろ書きましたが、結局のところ、なんかかわいいんですよね。ちょこんとして。
結局これが、手放せないいちばんの理由だったりします。
お気に入りの周辺アクセサリはライドに連れ出してくれる魔法のアイテムですから、ちょっとした幸せも大事にしたいもの。
今日もステムバッグと走りにいくぞ!