ジャパンアウトドアブランドの雄といえば、やっぱりモンベル。キャンプや登山のイメージが強いかもしれませんが、じつは自転車専用アイテムのラインナップが驚くほど豊富なんです。いや豊富どころか、たぶんほぼ全部そろっています。サイクルウェアはもちろん、ヘルメットやライトにボトルケージ、さらにはロードバイクやE-バイクまでありますからね!
そんなモンベルの2024年秋冬展示会で見つけた、自転車と相性抜群の『コンパクトなアイテム』を3つ紹介します。
コンパクトなやつら①輪行袋
モンベルに輪行袋があるって知っていましたか? モンベルの『コンパクトリンコウバッグ』といえば、その名の通り小さくコンパクトになる輪行袋として、すでに旅サイクリストたちの間では十分な知名度を誇っています。
じつは私、他社の輪行袋を使っているのですが、そのデカさにけっこう引いてます。そもそも先に知ったのはモンベルの輪行袋だったので、モンベルぐらいがスタンダードと思っていたんですよね。だからびっくりしました、輪行袋って畳んでもこんなデカいの?って。
コンパクトなモンベルの輪行袋は、ごらんのとおり手のひらサイズ。それでいて生地も薄すぎることもなく、このサイズにするためのちょうどいいラインを攻めているなと感じます。
さらに、もっとコンパクトになるのがこちら。『U.L.リンコウバッグ』として、2024年の春夏に出たばかりの輪行袋です。先の『コンパクトリンコウバッグ』よりひとまわりも小さくなって、軽さも155g(Mサイズ)と、もはやジャージのポケットに入れても問題ないサイズです。
ここは軽さとトレードオフですが、『U.L.リンコウバッグ』の生地はやっぱりめちゃくちゃ薄いです。そのぶんデリケートなのは間違いないので、輪行にある程度慣れた人のほうがおすすめかも。
輪行初心者さんには、先の『コンパクトリンコウバッグ』がベター。こちらでも十分小さく軽いですからね。
ちなみにモンベルの輪行袋は、上からかぶせるだけのカンタン装着なのも大きな魅力ですよ! サッとスマートに輪行スタイルに切り替えるのが、デキる旅サイクリストというものです。
コンパクトなやつら②シェルジャケット
トップの写真を見て、ひときわ小さいアイテムが気になっている人もいるのでは。
画像の右から2つ目のパック、なんだと思いますか?
正体はこの『EXライト ウインドバイカー』です。超軽量のウインドブレーカーですね。
サイクリスト歴が何年になろうとずっと困るのが春先と秋口のウェア。「風が冷たくてちょっとだけつらい」を一発で解決してくれるウインドブレーカーは必携アウターです。
サイクリスト的に、アウターは着ないときの収納も超重要ポイント。『EXライト ウインドバイカー』は、内側にポケットがついていて、そのまま裏返して収納ができます。
そして、なんといってもこのコンパクトさ。さらに55gという軽さ。こんなんもう卵ですよ。
季節の変わり目のライドのために、ひとつ持っておいて損はありません。気の利いたプレゼントとしても喜ばれそうな一品です。
酷暑の今の季節でも、1000m、2000m級の峠を攻める天空ヒルクライマーのみなさんは今すぐ手に入れてもいいぐらいです。
コンパクトなやつら③中綿入りジャケット
今回の2024年秋冬シーズンで完全新作となるのがこの『EXライト サーマラップ』シリーズです。もともと「U.L.(ウルトラライト)」サーマラップの展開はありましたが、今回さらにその上をいく「EXライト」が登場したのです。
つまり、ウルトラライトよりさらに軽い、ハイパーめちゃくちゃ軽いサーマラップということ。
『EXライト サーマラップ』は、おもに登山を想定して、冬山は中間着、春秋や夏の高山ではアウターとして一年中使える便利な超薄手のインサレーション(保温性のある中綿の入った防寒着)なのですが、これは自転車と組み合わせても絶対使えるでしょう!
たとえば真冬のライドでは、走行中は体は温まるけれど、カフェ休憩やランチをとると一気に体が冷えてしまいます。そんなときにあったか〜い上着があるととっても幸せになれるのですが、なにせかさばるんですよ、中綿入りのアウターというものは!
でもモンベルの『EXライト サーマラップ』はこんなにコンパクト。普通のシェルジャケット並じゃないですか? しかも163gという軽さ。これならサドルバッグやフレームバッグにポイと入れておけるし、サイクルジャージのバックポケットにも入っちゃう。
ライド中と休憩中の温度差が激しい季節はぜったい重宝しますね。冷え込む夜の滞在時間が長いキャンプライドや、風を切って下り続けるダウンヒルなど、秋冬ライドに向けて買っておきたくなるマストバイアイテムです。
コンパクトアイテムでサイクリングをもっと身軽に!
自転車乗りが大好きな「軽量」と「コンパクト」。いわゆるウルトラライトとされる2つの要素は登山ギアでも共通ですから、モンベルのアイテムは自転車でも使えるものがたくさんあります。
アウトドアブランドなのに、ここまで自転車専用のアイテムがそろっているのにも驚きます。今回の展示会では、自転車アイテムの新作を中心に、エディター・イシイちゃんがリポートしてくれています。ぜひ動画でチェックしてみてください。
>> リユース専門店のバイチャリでもモンベルアイテムの取り扱いあります! 今すぐチェック!