buychari JOURNAL for bicycle lovers.

MOUNTAIN BIKE

20年モノMTBの魅力とは?普段の足として乗り回す主にそのワケを聞いてみた!

普段使いとして気軽に乗り回せるスポーツ自転車といえばやっぱりクロスバイク? いや、そこはあえて「昔のMTB(マウンテンバイク)が最適解」と、ツウなチョイスをする達人がいます。

今回紹介するのはGIANTのMTB『MCM1』。リユースのスポーツ自転車を取り扱う『バイチャリAKIBA店』の店長・南さんが普段使いしている愛車です。日々たくさんの自転車に触れている南さんが、“今いちばん乗っている自転車” と語る理由とは? “気付けばこればかり乗っている”という相棒バイクをじっくり見ていきましょう。

街乗りの頼れる相棒はジャイアント『MCM 1』

走行性能重視のロードバイクから、カジュアルなカーゴバイクまでたくさんの自転車を所有する南さんですが、今回の愛車紹介にはジャイアントのMTBをチョイス。いわく、「一番稼働率の高い自転車を選んだ」のだとか。

「街乗りってじつはMTBが一番快適。最近はコレばっかり乗ってますね」

「街乗りで気楽に乗るなら、タイヤなんて太いほどいいですからね」

どこかで聞いたようなフレーズを話す南さんのMTBは、ジャイアントの『MCM1』。サスペンションが前だけについたハードテールで、カーボンフレームのMTBです。イマドキのMTBは29インチと大きなホイールが主流となりつつありますが、南さんの愛車は……?

「フレームの雰囲気からも分かるとおり、20年前の古いモデルです。たしか2004年頃のモデルじゃないかな。ホイールも26インチと小さいんですが、そのぶん軽いし小回りが効くので悪くないんですよ。昔はこのサイズが主流でしたし、タイヤの選択肢は減ってはいますが、探せばまだまだあります」

「気楽に乗るのに何もかもがちょうどいいんです」

カーボンフレームも今はないデザインで雰囲気たっぷり。パーツもよく見ると、完成車標準っぽくないものがアッセンブルされているような……?

「じつはコレ、中古で完成車を買って少しずつパーツを交換していったものなんです。フレーム以外はぜんぶ変わっていますね」

SPANK(スパンク)の『スパイク』ハンドル

「たとえばハンドルは幅の広いものに交換しています。700~740mmぐらいが好みなんですが、ハンドル幅が広いと操作性も上がりますし、街乗りでは無理なすり抜けをしなくなるので安全運転にもなります」

ESI GRIPS (イーエスアイグリップス)。100%シリコン製のグリップで、ラバー製と違いベタベタにならないのがメリット

「ESIグリップを知ってからはこればかり使っています。知らない人からすると安っぽく見えるかもしれないですが、見た目に反して耐久性もあると感じています」

ハンドルまわりだけ見ても、乗り方にあわせて “好きなものを選び抜いた” のが伝わってきますね。ほかにもこだわりのパーツがありそうですが、南さんがとくに気に入っているカスタムってあるのでしょうか?

「う〜ん、どれも気に入っていますが、そうですね……。やっぱりドライブトレインですかね、ギア比の部分」

「街乗り用ではありますが、MTBには変わりないので11-42Tと大きめのスプロケットを入れています。これでどんな坂もアシストいらずです!」

「フロントはシングルにして、チェーンリングがフレームに干渉しないギリギリの48Tを入れています。これで街乗りでも十分踏めるギア比になっていると思います」

たしかにのフロントシングルと大きなスプロケットの選択はイマドキのマウンテンっぽい感じ。そこに大きめのチェーンリングというのも、あくまで街乗り用途にあわせたセッティングというわけなんですね。

サドルはWTBのPure(ピュア)V。ビビッドな配色でフレームと相性バツグン! お笑い芸人のオードリー若林さんのサドルと一緒なのはあくまで偶然

ペダルはRace Face(レースフェイス)のアトラスをチョイス。MTBのワールドカップ御用達ブランドのハイグレードペダルだが、ピンは低めのものに交換済み。あくまで街乗りにあわせた細かいこだわりが垣間見える

「パーツの選び方ひとつで自転車はどんどん自分らしくできます。古い自転車だからこそ、工夫次第でいくらでも好みにあわせられるのが中古自転車の魅力でもありますね」

20年前のフレームでも現役バリバリ!

南さんのこだわりがつまった街乗りMTBの『MCM1』。聞けば、街乗りや通勤はもちろん、ときには100km超のロングライドもこなしているのだとか! 20年選手とは思えないほどの現役稼働ぶりですが、とはいえ20年前のフレーム。それって大丈夫なものですか?

「古いからダメということはまったくなくて、保管状態や使い方のほうがずっと大事なんですよ。大事に乗られていたものなら、20年落ちでもしっかり走ってくれます」

たしかに、デザインこそ懐かしくアジのあるものですが、状態としては劣化がほぼ感じられない南さんの愛車。しっかり乗り込みつつ、メンテナンスも抜かりないスタイルにメカニック魂を感じます。

「古い=乗れないなんて、とんでもない! 自転車は乗ってナンボですし、こまめに整備していれば思った以上に長持ちしますよ」

自転車愛が詰まった “南店長らしい” 1台

20年前の古いフレームをベースに、自分好みのパーツをアッセンブルして仕上げられた南さんらしいカスタムバイク。街乗りでの利便性を高めながら、快適に走れる仕様が突き詰められていました。

こだわりを詰め込んだ愛車には、その人らしさがちゃんと表れるもの。新しい一台に目を向けるのも楽しいですが、今ある自転車で「もっと好きになる工夫」をしてみるのも面白いかもしれませんね!


バイチャリでは、USEDのスポーツ自転車や各種パーツ、ウェアなどをオンラインストアで絶賛販売中です。お目当ての商品がおトクに買えるチャンス。今すぐチェックを!

バイチャリでは自転車やパーツ等の高価買取も積極的におこなっています。まずはオンラインで簡単にできる「簡単無料査定」から!

RECOMMEND

  1. ミニベロ
  2. ビアンキ
  3. モンベル
  4. イベント
  5. メリダ
  6. TPUチューブ
  7. colnago
  8. スマトレ
  9. オープン
  10. レインウェア
  11. ロードバイク
  12. C-SPORT
  13. ヒルクライム
  14. サイクルコンピューター
  15. キャノンデール
  16. スタンド
  17. road-bike
  18. インドアサイクリング
  19. shimano
  20. サーリー
  21. バッグ
  22. バイチャリ
  23. 鉄道
  24. サイコン
  25. 買取
  26. チェーンオイル
  27. 自転車通勤
  28. ジオス
  29. ジャケット
  30. ガシロン
  31. アクセサリ
  32. ベルギー
  33. 輪行
  34. ブライトン
  35. スペシャライズド
  36. Wahoo
  37. MATEBIKE
  38. アウター
  39. セール
  40. 中古
  41. ベロシティ
  42. カーボン
  43. エンヴィ
  44. ピスト
  45. ELEMENT
  46. メイトバイク
  47. キャンペーン
  48. 防水
  49. ビンテージ
  50. シェアサイクル
  51. ゲント
  52. 新製品
  53. ビンディングペダル
  54. 固定ギア
  55. エレメント
  56. キッズバイク
  57. 空気圧
  58. リムブレーキ
  59. オールドマウンテンバイク
  60. マドリード
  61. シマノ
  62. ビンディングシューズ
  63. 競輪フレーム
  64. ACE
  65. キックバイク
  66. brompton
  67. ワイズロード
  68. クラムワークス
  69. ブロンプトン
  70. ホワイト
  71. スラム
  72. SPD-SL
  73. カラビンカ
  74. ニューモデル
  75. 洗車
  76. フルクラム
  77. トライアスロン
  78. 自転車
  79. ピナレロ
  80. ホイール
  81. コンポーネント
  82. SPD
  83. マウンテンバイク
  84. 新型
  85. GIANT
  86. ジップ
  87. サーヴェロ
  88. サンダル
  89. ドグマ
  90. カンパニョーロ
  91. ブリヂストン
  92. シューズ
  93. グラベルロード
  94. キャンプ
  95. コーダーブルーム
  96. マヴィック
  97. シーポ
  98. MTB
  99. ジャイアント
  100. ゾンダ
  101. アンカー
  102. アブス
  103. シクロクロス
  104. テント
  105. monoral
  106. DTスイス
  107. フェルト
  108. バルセロナ
  109. エンデュランス
  110. カギ
  111. 折りたたみ自転車
  112. 自転車キャンプ
  113. コスパ最強
  114. ボントレガー
  115. derosa
  116. 家本賢太郎
  117. ブラック
  118. コンフォート
  119. 盗難
  120. E-バイク
  121. キャンプツーリング
  122. ヨッピー
  123. ロヴァール
  124. シナプス
  125. クロスバイク
  126. メンテナンス
  127. コルナゴ
  128. フジ
  129. 電動アシスト自転車
  130. bikelore
  131. 大阪
  132. cannondale
  133. カスタム
  134. クロモリ
  135. キャニオン
  136. ウェア
  137. フラットバーロード
  138. チューブ
  139. event
  140. 街と自転車
  141. topstone
  142. タイヤ
  143. ラレー
  144. エアロロード
  145. ペダル
  146. 2025
  147. パナレーサー
  148. バイクロア
  149. スマートトレーナー
  150. 新店
  151. サイクリング

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP