こんにちは、現役プロメカニックの「ののむら」です! 毎日のようにショップスタッフとして自転車を販売していますが、近年は「いいロードバイク=カーボンロード」というイメージがすっかり定着しましたね。雑誌でも、ショップでも、試乗会でも目立つのはカーボンフレームばかり。
でも、そんな時代だからこそ、あえて言いたい。「アルミロードを選ぶ理由」が今こそあるのだと!
この記事では、現役メカニックの目線と、ロードバイク乗りとしてのリアルな実感を交えて、アルミロードの魅力をじっくり掘り下げていきます。
アルミはカーボンやクロモリと何が違う?

アルミのロードバイクの良さを理解するには、まず「フレーム素材の違い」を整理しておく必要があります。というのも、ロードバイクの乗り味や価格、扱いやすさは、フレーム素材によって性格が大きく分かれるからです。
ここでは、アルミを軸にしながら、カーボンやクロモリと何がどう違うのかを、シンプルにおさらいしていきましょう。
- アルミ:軽くて強く、加工しやすい。コスパにも優れる万能素材。
- カーボン:軽量かつ振動吸収性に優れ、ハイエンドモデルの主流。価格は高め。
- クロモリ:しなやかで細身、独特の味わいと快適性。ただし重量はやや重め。
端的にいえば、軽量性をとことん追求できる性能重視のカーボン、独自の乗り味を持つクロモリに対して、実用性・価格・性能のバランスに優れているのがアルミフレームです。
アルミロードバイクのメリット・デメリット

TREK 「トレック」 EMONDA ALR 5 2023年モデル ロードバイク / 大宮店
ひと昔前まではアルミというと「硬い」「乗り心地が悪い」なんて言われていましたが、それはもう過去の話。「カーボンに手が出ないから」じゃなくて、「アルミがいい」と思える一台は確実に増えています。事実、日々さまざまな車体を整備をする中で、アルミロードの完成度はここ数年で驚くほど上がったと感じています。
アルミロードバイクが活きるシーンや乗り方など、メリットとデメリットをまとめました。
- メリット
- コストパフォーマンスが高い:
- 20万円台で、軽量かつ走行性能に優れたモデルが狙えるのがアルミフレームの大きな強み。浮いた予算をコンポーネントやホイールに回せるため、完成車ベースでも“走りの質”を高めやすい。
- 軽量:
- クロモリより軽く、カーボンに迫る重量を実現するモデルも。
- 反応が良い:
- ペダルを踏んだ力がダイレクトに推進力へ変わる感覚が強く、踏めば踏んだ分だけ前に進む。ヒルクライムやスプリントなど、入力に対する反応の良さを体感しやすいのもアルミの持ち味。
- 扱いやすい:
- デリケートなカーボンほど神経質にならずに使える。輪行や通勤、サイクリング中の休憩で一時的に立てかけておくときなども気がラクで、日常使いでの気軽さは大きなメリット。
- コストパフォーマンスが高い:
- デメリット
- 振動吸収性や軽量性ではカーボンに劣る:
- 振動吸収性や軽さではカーボンフレームに一歩劣る。そのため長距離では、手や腰に疲労を感じやすい場合も。ただし近年は、カーボンフォークの採用や太めのタイヤに対応することで、弱点をうまく補う設計のアルミフレーム(オールロード系など)も増えている。
- サビや金属疲労はありえる:
- 鉄素材のクロモリとくらべてアルミはサビに強いものの、水分や塩分が溜まりやすい部分ではサビることも。また何度も力が加わることで起こる金属疲労に対しても、アルミの耐久性はクロモリより劣るとされる。ただし、現行フレームは強度設計が進み、過度な心配は不要。
※ちなみに私は10年ほどこの業界にいますが、通常使用で自然に発生したクラックは見たことがありません。
- 鉄素材のクロモリとくらべてアルミはサビに強いものの、水分や塩分が溜まりやすい部分ではサビることも。また何度も力が加わることで起こる金属疲労に対しても、アルミの耐久性はクロモリより劣るとされる。ただし、現行フレームは強度設計が進み、過度な心配は不要。
- 振動吸収性や軽量性ではカーボンに劣る:
総じて、アルミは軽さと反応の良さ、扱いやすさが際立つ素材といえますね。気軽さと走りの質を両立した一台を求める人にとって、有力な選択肢といえるでしょう。
今こそアルミロードバイクを選ぶべき理由

アルミの良さを理解したところで、それでもやっぱりカーボン全盛のいま、アルミロードバイクを選ぶ意味はどこにあるのでしょうか。
アルミフレームの最大の魅力は、なんといっても脚力がそのまま推進力に変わる「ダイレクトさ」にあります。カーボンのように振動吸収性としなやかさを武器にした「まとめ上げる走り」とは少し違い、ペダルを踏んだ瞬間にグッと前に出る反応が返ってくるあの感じ!
とくにヒルクライムやスプリントのように、テンポよく踏み続けたい場面ではアルミ特有の「反応の速さ」や「リズムの良さ」ってとっても気持ちいいんですよね。自分の力が直接ホイールに届いているような感覚があって、走りそのものが素直に楽しくなります。

もちろん、軽量で快適、ハイエンドの主役であるカーボンがロードバイクの王道であることは間違いありません。ただ、だからこそ「あえてアルミを選ぶ意味」もはっきりしてきています。
「踏んだらすぐ返ってくる爽快さ」や「自分のリズムで上っていける気持ちよさ」こそが、アルミロードの醍醐味。キビキビした走りを楽しみたい人にとって、アルミは今でも十分に「選ぶ理由」がある素材なんです。
今こそあえて“ハイエンドアルミ”ロードバイクという選択

アルミは構造的にしなりを多用しないぶん、フレーム全体でペダルの入力を受け止め、ロスなくダイレクトにパワーを返してくれます。この特性は、軽さ・強さ・剛性バランスが丁寧に作り込まれたハイエンドモデルほど際立ちます。

高性能なアルミロードバイクとして名高いキャノンデールのCAADシリーズがありますが、CAAD13では6069アルミニウムを採用しています。この6069とはアルミ合金の番号のひとつで、数字で軽さや剛性、加工しやすさの目安を示しています。
アルミロードバイクによく使われるものに6061アルミニウムがありますが、CAAD13の6069は重量剛性比に優れた6000系の上位グレード。フレーム全体のダイレクト感が増し、ペダルの入力を逃さず返す設計にぴったりのアルミ合金です。

SPECIALIZED 「スペシャライズド」 ALLEZ SPRINT 2024年モデル ロードバイク / 福岡店
さらにコンポーネントとの組み合わせにも注目。シマノのアルテグラや105 Di2など上位グレードのコンポを載せたアルミロードバイクは、レースを走りたい人にとって理想的なバランスです。
最初の1台から予算的な余裕を活かしてグレードの高いコンポを検討できるのも、アルミフレームの大きなメリットです。

ちなみに私が今の “カーボンキラー” だと思っているのが、コーダーブルームの「ストラウス レース」シリーズ。クリテリウムレースを意識したというフレーム設計で、レースでも十分通用するアルミロードバイクとして販売されています。

このように、レース投入を目的としたアルミロードバイクが、カーボン全盛のこの時代にあらたに開発されている。この事実こそが意義深く、アルミ=エントリーというイメージはもう過去のものだといえるでしょう。軽さと剛性、仕上げのクオリティまで、本気の一台として選べる時代になりました。
アルミロードバイクを選ぶときの8箇条

ここでアルミのロードバイクを買うぞ!と決めた方のために、初めてのアルミロードバイクを選ぶポイントを整理しておきましょう。全部で8つ、意外とチェックするべきポイントがあるんですよ。
1. まず「どんな乗り方をしたいか」を決める
ひとくちにアルミロードバイクといっても、ヒルクライム向き、ロングライド向き、通勤通学向きなど、性格はいろいろです。長距離をのんびり走るなら、振動吸収性が高めのしなやか系を。反対にヒルクライムやレース寄りなら、軽くて反応の良い剛性高めのモデルを選ぶとよいでしょう。
アルミロードバイクといえども高価格帯な商品には違いないので、自分の走るスタイルをイメージしておくと後悔が少ないでしょう。
2. フォークはカーボン製を選ぶのが定番

硬い乗り味のアルミフレームも、フロントフォークをカーボン製にするとフロントからの振動をうまく吸収してくれるので、手や肩がラクになります。
「アルミフレーム×カーボンフォーク」は、ジャイアントのエスケープRXやトレックのFXシリーズなどのクロスバイクでも導入されているほど、いまや定番の組み合わせです。
3. タイヤクリアランスは意外と重要

最近のアルミロードは、ディスクブレーキ化にともない28C〜32Cといった太めのタイヤが入るモデルも増えています。ロングライド派や、多少の悪路でも乗りたいという人は、“タイヤをどこまで太くできるか” はしっかりチェックしておくのが吉! かくいう私も、最近太いタイヤに履き替えたばかりなのですが、タイヤを太くするだけで乗り心地がフカフカになって別モノ化しました……! タイヤの太さのMAX値はフレームで決まるため、タイヤクリアランスはじつは超重要です。
4. アルミのグレードもチェックしてみよう

カーボンにグレードがあるように、アルミにもグレードが存在します。メーカー側で独自にグレード名をつけている場合もありますし、先述したアルミ合金の番号でもその特性はチェックできます。
ざっくりと説明すると、「6061番」は軽量でややしなやか、「7005番」なら高剛性で反応はより鋭く。CAAD13でも登場した「6069番」は、6061より剛性と軽さをさらに高めた高性能アルミ。ほかにもロードバイクに使われるアルミ合金はいくつか存在するので、合金番号もひとつの目安として選んでみるとよいでしょう。
5. 溶接の仕上げも侮れない

アルミフレームの“顔”ともいえるのが、溶接部分の見た目です。昔ながらのビードを残した溶接仕上げは、無骨でクラフト感のある表情が特徴で、ハンドメイドフレームなどに多く見られます。
一方、近年増えている「スムースウェルド」は、溶接痕を丁寧に処理することで、フレーム全体をすっきりと見せる仕上げ。まるでカーボンフレームかのごとく、継ぎ目がほとんど見えない上質な仕上がりを見せるものも増えてきました。
溶接痕そのものが走行性能を大きく左右するわけではありませんが、仕上げの方向性を選べるようになったこと自体がひとつの進化です。アルミフレームの素材としての成熟度を感じさせます。
6. 軽さだけを追い求めない。できれば走って判断を!
ロードバイクを選ぶときって、つい重量ばかりを気にしがちですが、じつは軽ければいいというわけではないんです。とくにアルミはメーカーによって味付けが全然違います。「踏み出しで前に出るタイプ」「しなって粘るタイプ」「硬いけどリズムが合うタイプ」などいろいろ。奥が深いんです。

スペック上では少し重くても、実際に乗るとリズムよく踏める感覚がハッキリわかることも。自分の脚にあったフレームは疲れにくい
購入前に試乗ができるなら、気になるバイクにどんどん乗ってみましょう! メーカーのキャッチコピーと自分の感覚が一致しないことはよくあること。こればかりはスペック表だけでは読み取れません。スペック上の数値より、自分が走って気持ちいいかを重視してOKです。「リズムがピッタリ合うフレーム」を見つけられると、走るのが一気に楽しくなりますよ!
7. コンポーネントとのバランスを考える

20万円クラスの完成車では、じつはフレーム以上にコンポーネント(変速機やクランクなど)のグレードが走りの印象を左右します。とくにブレーキは、グレードが上がるほどコントロール性や安心感に余裕が出てくるのが特徴。初心者ほど、この違いは体感しやすいポイントです。
無理にカーボンフレームに手を出すより、アルミでフレームコストを抑え、その分をコンポやホイールに回す、そんな選び方のほうが結果的に満足度が高くなるケースも少なくありません。「アルミフレーム×上位コンポ」は、とても合理的な組み合わせといえるでしょう。
8. 中古なら予算内でワンランク上のグレードも!

自転車の価格はここ数年で1.5倍ほど高騰しています。カーボンロードのボリュームゾーンが40〜60万円台になっている今、予算20万円前後でロードバイクらしい走りを楽しめるのはアルミならではです。
ここからさらに中古市場を活用すればコストをさらに抑えられるので、ハイエンドアルミフレームや、コンポやホイールのグレードアップという余地も生まれますよ。
おすすめアルミロードバイクモデル
ここからは、おすすめの中古アルミロードバイクを紹介していきます。適した乗り方やシーンごとにピックアップしたので、中古ならではのおトク感とあわせてチェックしてみてください。
通勤・通学にも使える万能モデル3選
日常の足としても、週末のサイクリングにも活躍してくれるオールラウンダー。アルミの中でも乗り味が優しく、クセの少ないモデルを中心にセレクトしました。
MERIDA(メリダ)スクルトゥーラ400(2019年)

しっかり走れるのに気軽に扱える入門モデルの定番。アルミらしい反応の良さと快適性のバランスがよく、日常使いから週末のサイクリングまでこなせる1台です。
メリダのアルミフレームは継ぎ目がとても綺麗なのが特徴。重量も9kgを切り、見た目もスマート、お値段も8万円台と、初めての一台にピッタリです!
| 価格:税込85,000円(新品参考価格:160,920円) | |
| サイズ(適応身長) | 47(160-170cm ※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・105(R7000) |
| 装着タイヤの太さ | 25c |
| 重量 | 約8.9kg |
>> MERIDA 「メリダ」 SCULTURA 400 2019年モデル ロードバイク / 熊谷本店
GIANT(ジャイアント)コンテンド1(2023年)

ジャイアントのロードバイクの中でも、乗りやすいジオメトリが特徴のコンテンドシリーズ。ヘッドチューブが長めで、前傾姿勢が緩やかなので初心者でも乗りやすい自転車です。直進安定性が高く、初めてのロードバイクでも安心して楽な走りを体験できるアルミロードの代表格が、なんと7万円台でゲットできちゃいます。2023年モデルと比較的新しいモデルなのもポイント高い!
| 価格:税込74,900円(新品参考価格:110,000円) | |
| サイズ(適応身長) | M(170-185cm ※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・ソラ |
| 装着タイヤの太さ | 28c |
| 重量 | 約9.6kg |
>> GIANT 「ジャイアント」 CONTEND1 2021年モデル ロードバイク/ 大阪美原北インター店
NESTO(ネスト)オルテナ ソラ(2021年)

コストパフォーマンスの高い日本ブランドのネストからは、通勤や通学にもピッタリなオルタナを。
イマドキの高価格帯のロードバイクは、ケーブルがフル内装というのが当たり前ですが、じつは外装にもメリットが。配置が目に見えるため、メンテナンスが容易でロードバイクの構造を理解するのにも役立ちます。自分でメンテナンスをガシガシやっていきたい人には最適なチョイス。
イマドキの高価格帯のロードバイクは、ケーブルがフル内装というのが当たり前ですが、じつは外装にもメリットが。配置が目に見えるため、メンテナンスが容易でロードバイクの構造を理解するのにも役立ちます。自分でメンテナンスをガシガシやっていきたい人には最適なチョイス。
| 価格:税込68,000円(新品参考価格:99,550円) | |
| サイズ(適応身長) | 430(150-165cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・ソラ(R3000) |
| 装着タイヤの太さ | 25c |
| 重量 | 約9kg |
>> NESTO 「ネスト」 ALTERNA SORA 2021年モデル ロードバイク / バイチャリ浦和ベース
ロングライド向けの快適系3選
長い距離をゆったり楽しみたい場合は「振動吸収性」「安定感」が大事。昨今ではアルミフレームでもしっかり快適性が出せるモデルが増えています。
TREK(トレック)ドマーネ AL2(2026年)

ホイールベースという前後ホイール間の距離を示す数値が長めで、快適に乗れるように設計されたトレックのドマーネ。いわゆる「エンデュランスロード」というカテゴリにあたります。
シートチューブも縦方向のしなりを確保するように作られていて、全体的にロングライド向けで疲労を抑える作りになっています。32Cという太めのタイヤに、もちろんフォークはカーボン製で、振動対策も考慮済み。
| 価格:税込132,000円(新品参考価格:149,000円) | |
| サイズ(適応身長) | 54(172-177cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・クラリス(R2000) |
| 装着タイヤの太さ | 32cあ |
| 重量 | 約10.1kg |
>> TREK 「トレック」 DOMANE AL2 GEN4 2026年モデル ロードバイク / 中目黒店
KHODAABLOOM(コーダーブルーム)ファーナ ティアグラ(2024年)

コーダーブルームのロードバイクは、日本ブランドならではの日本人の体形に合わせた設計で、体格に合うポジションを取りやすいのがポイント。乗り出しの違和感が少なく、ちょっとした街乗りからロングライドまで幅広いシーンに対応してくれるバランスの良い1台です。2024年モデルがAランク、しかも9万円ジャスト。サイズが合うなら超狙い目です!
| 価格:税込90,000円(新品参考価格:138,600円) | |
| サイズ(適応身長) | 500(170-190cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・ティアグラ(4700) |
| 装着タイヤの太さ | 25c |
| 重量 | 約9.3kg |
>> KHODAABLOOM 「コーダブルーム」 FARNA TIAGRA 2024年モデル ロードバイク / 熊谷本店
ANCHOR(アンカー)RL3 ドロップ クラリス(2023年)

同じく日本ブランドのブリヂストンサイクルが展開するロードバイクが「アンカー」です。
このRLシリーズは、ロングライド向きのラインナップで、長距離での疲労蓄積を抑える設計が特徴。コラムまでフルカーボンのフォークが路面の衝撃を和らげます。
こちらも2023年モデルと比較的年数が新しく、6万円台前半で手に入れられるお得感の高い一台です!
| 価格:税込64,000円(新品参考価格:112,000円) | |
| サイズ(適応身長) | 490(165-179cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
| 装着タイヤの太さ | 25c |
| 重量 | 約9.6kg |
>> ANCHOR 「アンカー」 RL3 DROP CLARIS 2023年モデル ロードバイク / バイチャリ浦和ベース
登りや反応重視のレーシー系3選
「踏んだ瞬間に前へ出る」アルミらしいダイレクト感を味わいたいならこのジャンル。レースにも挑戦したい、ヒルクライムやスプリントが好きな人向け。
CANNONDALE(キャノンデール)キャド12(2016年)

もはや伝説級のアルミロードバイク。「カーボンキラー」の異名を持つキャノンデールのCAADシリーズは、反応速度がとにかく鋭く、キビキビと走ります!
まさしくアルミの特性を最大限に活かした高剛性な設計で、とくにBB周りとフォーク接合部の剛性が高く、踏んだ瞬間にパワーがスピードに直結するようなイメージ。キャノンデールの名作アルミロードを10万円アンダーでどうぞ。
| 価格:税込98,000円(新品参考価格:226,800円) | |
| サイズ(適応身長) | 54(175-185cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・105(5800) |
| 装着タイヤの太さ | 26c |
| 重量 | 約7.9kg |
>> CANNONDALE 「キャノンデール」 CAAD12 105 2016年モデル ロードバイク / 中目黒店
KHODAABLOOM(コーダーブルーム)ストラウス ディスク(2021年)

コーダーブルームのストラウスシリーズは、レース全振りのシリアス設計。ブランドの根幹である日本人体型にあわせたジオメトリと相まって、“乗りやすくてレーシー”を実現した一台です。
さらにディスクブレーキ化により全体的な剛性もアップ、踏んだぶんグッと進んでくれるようなレース向けのバイクへと進化しました。速さを求めるレース志向のサイクリストにおすすめ!
| 価格:税込120,000円(新品参考価格:218,900円) | |
| サイズ(適応身長) | 465(165-175cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ105 |
| 装着タイヤの太さ | 25c |
| 重量 | 約8.2kg |
>> KHODAABLOOM 「コーダブルーム」 STRAUSS DISC 2021年モデル ロードバイク / バイチャリ世田谷店
SPECIALIZED(スペシャライズド)アレースプリント(2024年)

見るからに速そうなエアロ×アルミのレーシングモデル! メインコンポーネントにシマノ・アルテグラ、ハンドルはボントレガーのエアロハンドル、じつはサドルも有名なスペシャライズドのパワーサドルをセット。ハイパフォーマンスカーボンホイールまでついて40万円を切っています。まさにハイエンドアルミロードの高コスパが体現された一台!
アルミの剛性を極限まで追い込みつつ、細部で快適性も織り込む設計はさすがスペシャライズドと唸らされます。とりわけ短距離〜クリテリウムでの反応は圧巻!
| 価格:税込399,000円(新品参考価格:ー円) | |
| サイズ(適応身長) | 49(155-165cm※目安) |
| フレーム素材 | アルミ |
| フロントフォーク素材 | カーボン |
| メインコンポーネント | シマノ・アルテグラ |
| 装着タイヤの太さ | 26c |
| 重量 | 約8.2kg |
>> SPECIALIZED 「スペシャライズド」 ALLEZ SPRINT 2024年モデル ロードバイク / 福岡店
長く乗るためのメンテナンスのヒント

アルミフレームはタフで扱いやすい素材ですが、「放っておいても大丈夫」ではなく、ちょっとしたケアをしてあげることで性能も寿命も大きく変わります。難しい作業ではないので、習慣にしてしまうのがおすすめです!
● 定期的にBB・ヘッド・クランクの締め付けをチェック
振動や走行距離に応じて、ボルトは自然と緩んでいきます。異音の原因にもなるので、大事なイベントやレースの前はゆるみがないかを確認。ショップで点検をお願いするだけでも安心感が違いますよ。
● 洗車後は水分をしっかり拭き取り、仕上げに防錆スプレーを軽く
水分が残ると、ボルト・ワッシャー・ワイヤー類にサビが出やすくなります。可動部や金属パーツに薄く防錆剤をひと吹きしておくとトラブル予防になります(※ブレーキ・ゴム部分に吹くのはNG)。ライド後はフレームを乾いた布でさっと拭き取り、ケアしてあげましょう。
● 擦り傷は放置せず、気づいたら早めにタッチアップ
意外と盲点になるのがキズ。アルミ自体はサビにくいものの、塗装が欠けると腐食の原因に。小キズのうちに補修しておくことで、見た目も保護性能も長持ちします!
丈夫な素材のアルミですが、「使いっぱなし」ではなく「手をかけてより長く」と頭に入れておきましょう!
アルミロードという、今いちばん“ちょうどいい”選択

軽くて強くて、気を使わない。アルミフレームは、ロードバイクをより身近に楽しむためのベストバランスです。
確かにカーボンほどの超軽量性やしなやかさはないかもしれません。それでも実際に走り出すと、踏んだ瞬間にスッと前に出る反応の良さの気持ちよさはアルミでしか味わえないもの。昔のイメージのまま「アルミは硬くて跳ねちゃうから」と思っているならもったいない! 今のアルミフレームは剛性のバランスが絶妙で、BB周りでしっかりパワーを受け止めて、シートステーやフォークで振動を上手に逃がしてくれます。「軽くて速く、でも快適」な領域に踏み込んでいると感じます。
初心者のうちは立ちゴケだって避けられない。そんなときも、高額すぎるカーボンロードで後悔するより、丈夫なアルミロードバイクこそが最適解。気兼ねなく乗れる=乗る機会が増える=うまくなる、というのはリアルな図式だと思います。
磨けばまた輝きを取り戻す美しい金属フレームの質感もカーボンにはない魅力のひとつ。価格も性能も扱いやすさもバランスよくまとまった一台を探すなら、いまこそアルミに目を向けてみてください。ロードバイクを長く、気楽に、しっかり楽しむために、アルミロードは最適な選択になるはずですよ!
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