人気YouTuberのけんたさんが、中古のフレームやパーツを使って夢のロードバイクを組むなら一体どんな1台に? 国内最大級のリユース自転車専門店バイチャリで、実際にフレームやパーツをゼロから選んで「けんたさんスペシャルロードバイク」を完成させました!
しかも、そのロードバイクを実際に販売してしまおうという、大サービス企画! ファンでなくてもグッとくる、けんたさんのスペシャルロードバイクは必見です。
フレームやパーツ選びから、組み立て、試乗まで密着し、その様子を完全レポートしちゃいます!
けんたさん、どんなロードバイクにするんですか?
完成車販売と違って、イチから好きなフレーム・パーツを選んで組み上げる「バラ完」。ライドスタイルや好みにあわせて自由にロードバイクを組めるのが魅力です。
自転車愛たっぷり、シリアスライドもツーリングもグラベルライドも大好き! そんなけんたさんが組みたいのは、いったいどんなロードバイク?
「新品でバラ完すると完成車を買うよりかなり高くなっちゃいますよね。でも中古なら、いいモノをお安く集められると思うので、やっぱり中古ならではのコスパの良さは重視したいですね! あとは掘り出し物も見つけたい! 今はもう手に入らないレアなフレームやパーツを探して、『とりあえず寄せ集めて作りました』じゃなくて、コンセプトに沿った一体感のあるロードバイクに仕上げられたら最高!」
夢のロードバイクの素材選びがスタート!
今回けんたさんが訪れたのは、バイチャリ世田谷店。中古ならではのおもしろいフレームやレアなパーツがたくさん集まる店舗で、早速けんたさんが夢のロードバイクの素材探しにチャレンジします!
ロードバイクの顔、フレームは?
まずは、夢のロードバイクのベースとなるフレーム選びからスタート。フレームが決まればどんなロードバイクにするかも見えてきそうですが……
店内のフレームをひとつずつチェックしていく中、思わずピタッと目をとめるけんたさん。
「コレ、ちょっと見せてください」と手にしたのは、キャノンデールのエアロフレーム!
「これは格好良すぎるでしょ。一昔前のエアロフレームだよね。フレームはロードバイクの顔だからインパクトが欲しかったんですよね、コレ、最高じゃない!!」
「ほらココ、見て、『ハンドメイド・イン・USA』! この時代のキャノンデールフレームは激レア、今はもうアメリカでは作ってないですからね。最近のキャノンデールにはないデザインだけど、キャノンデールらしいギラギラ感があってめちゃくちゃイイ! これで組んだら絶対にカッコいいよ!」
掘り出し物を見つけてテンションのあがるけんたさん。ロードバイクの骨格となるフレームは、キャノンデールの『R1000 CAAD4 エアロ』に決定!
エアロフレームにあわせるコンポーネントは?
「バラ完のときはコンポをどうするか迷いますよね〜。でももうね、チラッと見えちゃったんだよね、シマノの105が。R7000系が5万8000円って出てるじゃないですか! 今の105ってDi2になったから、もう20万円を超えるよ? 機械式のフィーリングも僕は大好きだし、この価格で手に入るなら最初からいいグレードのコンポをつけちゃいましょう!」
というわけで、コンポーネントは迷うことなくシマノの『105 R7000』に決定!
ホイール・ハンドル・ステム・サドルもピックアップ
「それからホイールだね! フレームもコンポーネントもけっこうイイものを選んでしまってるし、せっかく中古でオトクに組めるわけだから価格のバランスも見ながら決めていくぞ」
とはいえ品質や性能に妥協はしたくないというけんたさん。有名メーカーのホイールがズラリと並ぶ中、「やっぱりココははずせないよね」と手にしたのはシマノのホイールでした。
「やっぱり優等生ホイールといったらシマノ! みなさんシマノホイールを経験して自転車乗りになりますからね。この『RS81』でいきましょう!」
ホイールも決定し、残るはハンドル・ステム・サドルです。
イーストンのカーボンエアロハンドル、S-ワークスのステム、シマノプロのシートポスト、フィジークのサドル、そして最後にカーボンボトルケージまでチョイス!
迷いながらも、フレームの個性を活かす形で次々にパーツをセレクトしていくけんたさん。ここまでくると完成イメージもつかめてきましたね。
ここでけんたさんからプレゼント、遊び心をプラス!
「せっかくのオリジナル企画なので、今回はちょっとしたプレゼントを持ってきました。ぼくね、自分でやってる「ズッキー」というブランドでオリジナルパーツを作ってまして。クラフトビール屋さんに行くと、おしゃれな瓶ビールのフタがたくさんあるじゃない? それを自転車に組み合わせたら面白いなって」
「ジャーン! 瓶ビールのフタを装着できるヘッドパーツです。これでけんたオリジナルロードバイクをさらにスペシャルにできればと思います!」
ヘッドパーツだけだとどういう感じになるのか想像がつきにくいですが、ここは組み上がってからのお楽しみ。フレームとすべてのパーツの選定が終わり、いよいよ自転車を組み立てていきます。
けんたさんが選ぶ様子は動画でもチェックできます!
けんたさんが選んだフレーム&パーツをおさらい!
ここであらためて、けんたさんのスペシャルロードバイクを構成するパーツをひとつずつチェックしていきましょう!
けんたさんスペシャルロードバイク「CANNONDALE R1000 CAAD4 AERO」
フレーム:キャノンデール R1000 CAAD4 エアロ 2001年モデル
見るからにエアロなキャノンデールのフレームは、その名も『R1000 CAAD4 エアロ』。
2000年代初期に登場したロードバイクで、当時の空力設計を意識した先進的なモデルのひとつ。この頃のキャノンデールといえば、軽量アルミフレーム「CAAD4」が名を馳せていた時代です。(ちなみにCAADとはCannondale Advanced Aluminum Designの略)
R1000 CAAD4 エアロもその系譜を受け継ぎ、とくにタイムトライアルや高速巡航を得意とするロードバイクとして位置付けられていました。レース志向のライダーや中〜上級者に人気の「本気バイク」だったわけですね。
CAAD4は「Made in USA」を誇るフレームでもあり、当時のアメリカ国内での製造技術の高さがうかがえます。当時のCAADの名声と性能を、けんたさんが現代スペックにチューニングして、今どきのエアロロードに仕上げてくれました!
CANNONDALE R1000 CAAD4 AERO 2001年モデル
- トップチューブ(C-C):約540mm (ホリゾンタル換算)(実測)
- シートチューブ(C-T):約620mm (実測)
- シートチューブ(C-C):約485mm (実測)
- 適応身長:約175-185cm (目安)
- 重量:約2430g
- フレーム:アルミ
- フォーク:カーボン
- エンド幅 F:100mm
- エンド幅 R:130mm
- 対応ブレーキ:キャリパーブレーキ
- ホイールサイズ:700C
- BB規格:JIS68
ハンドル:イーストン EC70 エアロ
キャノンデールのエアロフレームに合わせるハンドルは、イーストンのカーボンエアロハンドル。
アルミフレームの硬さを、高い衝撃吸収性の高いカーボンハンドルがやわらげてくれます。とくにロングライドでは、カーボン素材の恩恵を期待できるでしょう。(エアロ形状ということもあり、軽量性よりは衝撃吸収力の高さのほうが体感しやすいはず)
EASTON EC70 AERO φ31.8 400mm カーボンハンドル
- ハンドル幅(芯-芯):400mm
- ステムクランプ径φ31.8mm
- ステムクランプ幅65mm
- リーチ80mm
- ドロップ125mm
- 材質イーストンEC70カーボン
サドル:フィジーク アンタレス ヴァーサス
サドルはフィジークをチョイス。フラットタイプ+広めのサドル幅で使いやすいアンタレスをベースに、溝付きのエルゴノミック形状を採用した『アンタレス ヴァーサス』モデルです。フィジーク独自の「キウム」レールは、チタン合金に匹敵する強度の軽量な金属が使われています。
このサドルはチームエディションの特別仕様で、シクロクロスで有名なベルギーのUCIコンチネンタルチーム「テレネット・フィデア」カラーになっています。このイエローのラインがフレームの差し色とマッチすると、けんたさんチョイスの決め手に。
FIZIK ANTARES VERSUS KIUM TEAM TELENET FIDEA サドル
- カバー:マイクロテックス
- シェル:カーボン強化ナイロンシェル
- パッド:7mmチャンネル(溝)
- レール:k:ium
- カラー:テレネット・フィデア
シートポスト:シマノ プロ VIBE
シマノプロは、ハンドルやステムなど多くの製品バリエーションをもつシマノの総合パーツブランドです。けんたさんが選んだのはトッププロも使う「VIBE」シリーズのアルミ製シートポストです。
サイドクランプ式でサドルの取り付け、セッティングがカンタンなのがポイントです。
ホイール:シマノ RS81
ホイールは信頼のシマノをチョイス。デュラエースの流れを汲むRSシリーズの、35mmハイトホイールです。
軽量性・剛性・空力性能のバランスがとれた35mmハイトというセミディープリムに、今のシマノホイールとは雰囲気の異なるデカールがインパクト大。キャノンデールのフレームと絶妙にマッチしそうな予感!
カーボンラミネートが施された高性能アルミホイールです。
SHIMANO WH-RS81
- サイズ:700C
- リム内幅:15mm
- リムタイプ:クリンチャー
- ブレーキタイプ:リムブレーキ
合わせるクイックリリースは、品質の高さに定評のあるシマノ製、しかもアルテグラのそれをチョイス。細かいパーツですが、ハイグレードのクイックリリースはホイールの締め付け力も高く、意外と差が出る部分なんです。安全性はもちろん、安定感やパワーの伝達力にも関係してきます。
さすがけんたさん、細部まで抜かりがありません。
コンポーネント:シマノ 105(R7000)
ロードバイクの骨格がフレームなら、内蔵にあたるのがコンポーネント。そこはやはり良いものを使いたい!とけんたさんがチョイスしたのは、大定番のシマノ105。ミドルグレードでありながらレースシーンを想定して作られた大人気のコンポーネントセットです。
このR7000系は一世代前の105で、ブレーキはリムブレーキ、変速は機械式タイプ。機械式変速は、自分で自転車を操っているフィーリングが好きなファンも多く、トラブルにも比較的対応しやすいのがメリット。初めてのロードバイクという人なら、自転車を知るための良い教材にもなってくれるでしょう。
ついに完成! けんたさんが実際に試乗、その乗り味は……?
けんたさんが選んだフレームに、すべてのパーツをつけて組み立てた車体がこちら!
これは……想像以上にイイ感じに組み上がりましたね! レトロ感と今っぽさの融合はまさに狙い通り。これぞけんたさんスペシャル!
「めちゃくちゃカッコイイ!! 寄せ集め感が全然しなくないですか? エアロフレームを選んで正解だったなぁ。この状態で完成車パッケージで売られていてもおかしくないよ。いやぁ、ビックリ!」
「ぼくのブランドのヘッドパーツもいいアクセントになってるでしょ! こんな感じで、ビールの王冠をパチっとはめ込めるんですよ。旅で出合ったクラフトビールの王冠なんかを、思い出と共にくっつけてもらえたら嬉しいですね」
組み立てたばかりのけんたさんスペシャルにまたがり、さっそく試走!
「乗った瞬間からわかる、このアルミの感じ!」「アルミ全盛の時代のフレームだね。さすがにしなりは感じないけど、その分ダイレクトに踏んだ分だけカーン!と進んでくれる」「変速性能も期待どおり、さすがはシマノ105」と、予想以上の出来に終始満足げな表情のけんたさん。
「かっこいいロードバイクが組めて大満足! 選んだのは中古フレーム・パーツだけど、見た感じも、乗った感じも、新品同様といえるんじゃないかな。デザインのこだわりも含めて、ぼくらしい特別な一台が完成しました!」
限定1台!けんたさんスペシャルロードバイクを販売します
今回、けんたさんが自分で選んで完成させた「けんたさんスペシャル・キャノンデール R1000 CAAD4 エアロ」を、特別に販売しちゃいます!
もちろん限定1台を、抽選で1名さまへの販売です。(※無料でのプレゼントではありません、ご注意ください)
価格もバイチャリががんばりました! ズバリ税込19万8000円です。アンダー20万でこのスペック充実ぶり。値付け担当者いわく「これはほんと今回だけの特別価格です! 会社に怒られる……」とのこと!
サイズはけんたさんの身長に合わせており、適応身長175〜185cm目安なので、サイズが合う人はこのチャンスをお見逃しなく!
- トップチューブ(C-C):約540mm (ホリゾンタル換算)(実測)
- シートチューブ(C-T):約620mm (実測)
- シートチューブ(C-C):約485mm (実測)
抽選販売フォームから奮ってご応募ください!
▼『けんたさんスペシャルロードバイク抽選販売』の応募はこちらから!
※上記フォームに必要事項をご記入いただき、送信ボタンを押すとエントリー完了となります
※本商品はリユースのパーツを使用し、組み上げたものになります
※募集期間:2024年10月26日(土)〜2024年11月10日(日)
※応募締切:2024年11月10日(日) 23:59
※当選者の発表は、当選された方のみに2024年11月13日(水)23:59までにご連絡いたします
※当選者には入金方法などを個別にご連絡いたします
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▼動画でもセレクト〜組み立て〜試乗までチェックできます!
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