こんにちは、ののむらです! ひと昔前は10万円以下のエントリーロードバイクもたくさんのモデルが選べたものですが、近年の価格高騰をうけて今やほとんど見かけることがなくなってしまいました。
初めてロードバイクを買う人にとって「予算10万円」ってかなり思い切った金額なのに、これは困った……。
いや、まだ中古という手が残ってる! リユース市場を見渡すと、お値打ちプライスで想像以上に良いモデルがたくさんある! というわけで、いっしょにベストな一台を見つけていきましょう。
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- ロードバイクってどんな自転車? 予算10万円のグレードって?
- 新車10万円のロードバイクの特徴
- 中古なら10万円でカーボンロードバイクだって選べる!
- 自分に合ったロードバイクの選び方
- 10万円以下!おすすめ中古ロードバイク12選
- アルミのキビキビとした走りを体感! キャノンデール キャド12
- とにかく安く!間違いないモデルならコレ。リドレー フェニックス AL 105
- 【有名ブランドに乗りたい】その①ジャイアント コンテンド AR4
- 【有名ブランドに乗りたい】その②ビアンキ ヴィア・ニローネ7
- 【有名ブランドに乗りたい】その③ スペシャライズド アレースプリント
- 【有名ブランドに乗りたい】その④ トレック エモンダ
- いつかレースにも出たいならコレ!メリダ スクルトゥーラ4000
- 憧れの常勝ブランドが9万円!? ピナレロ プリマ
- クロモリの狙い目モデルを発見! ラレー カールトンA
- 新しい年式にこだわりたい! コーダーブルーム ファーナ ティアグラ
- これぞ中古の醍醐味、レアモノ発見!三連勝
- 10万円台後半ならフルカーボン最上位モデルも! ビアンキ インフィニートCV
- 予算10万円の中古ロードバイクにまつわるQ&A
- リユースなら10万円以下でもしっかり選べる!
ロードバイクってどんな自転車? 予算10万円のグレードって?

まずはロードバイクがどんな自転車なのかを知っておきましょう。
端的にいえば、「軽量な車体で、速く、長く走ることができる自転車」がロードバイク。もともと競技用に作られている自転車で、オンロードを速く走ることが本来の目的です。
- 【ロードバイクの特徴】
- 普通の自転車(22kg)よりもかなり軽い車体(6〜10kg前後)
- 両端が湾曲したドロップハンドル
- 細めのタイヤ
- 前後にギアがあり、多段変速が可能
まだ記憶に新しい東京2020オリンピックのロードレースでは、東京都から神奈川県、山梨県を通過し、ゴールの静岡県まで、じつに234kmもの距離を走っていましたね。
そんな長距離走行をも可能にするロードバイクは見るからに速そうで、乗らない人から「この自転車って高いんだよね。いくら? 5万円くらい?」と聞かれて、本当の値段を言い出せないのがお約束。
そう、ロードバイクって高いんです。現在の新車価格を調べてみると、高コスパで有名な世界的メーカー・ジャイアントの最安モデルで、お値段12万9800円(税込)。※コンテンド2 / 2025年1月時点
早くも予算10万円の壁がここに…!(ちなみに上を見ればキリがなく、ハイエンドモデルは100万200万の世界です)
高騰する新車ロードバイク。今では10万円以下の選択肢はほとんどない

じつはロードバイクの価格はここ数年で1.5倍ほどになっています。2014年ごろに、弱虫ペダルブームで一気にロードバイクユーザーが増えましたが、当時は1ドル110円前後。主に海外輸入品だったロードバイクは、エントリーモデルが8万円から選べたものでした。10万円を握りしめてショップに行けば、各社からたくさんの選択肢があったんですよね。
しかし昨今の世界情勢や円安によりロードバイクも高騰化が進み、今では新車で10万円以下のエントリーロードは数えるほどしかないのが実状です。
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新車10万円のロードバイクの特徴

画像出典:NESTO
というわけで、今では絶滅危惧種となった「新車で10万円以下で購入できるエントリーロードバイク」ですが、あることはあります。10万円前後という価格帯の特徴を知るべく、ロードバイクのグレードを大まかに判断できる4つのポイントをチェック!
①フレーム素材:アルミかクロモリ

ロードバイクのフレーム素材は主にカーボン、アルミ、クロモリの3つ。このうち10万円前後の価格帯のロードバイクのフレームは、アルミか、クロモリのどちらかに絞られます。カーボンはとても軽くて高剛性なフレームを作れますが、素材自体が高額であるため完成車価格は最低でも20〜30万円の価格帯から。10万円以下の新車に採用されることはまずありません。
②コンポーネント:シマノ・クラリス(8速)

コンポーネントのグレードは、走行中の操作感に差が出るところ。パーツの重量や剛性感、変速段数などでグレードが変わります。予算10万円の場合は変速段数が少なく、比較的安価なシマノのクラリス8速がよく採用されています。
③重量:10kgほど
10万円前後のロードバイクの重量は、完成車状態で10kgほど。ロードバイクは値段と重量が比例していくため、軽いほど高価な車体になっていきます。
④ブレーキの種類:リムブレーキ
10万円の予算の場合、ほぼリムブレーキのエントリーロードバイクになります。昨今はディスクブレーキ化が進んでいますが、ディスクブレーキ自体がリムよりも若干高いので、それに合わせて本体価格も少し上がります。
10万円で購入できる新車ロードバイクのイメージが少しずつ見えてきましたね。つまり10万円前後の予算だと、上位グレードの「カーボンフレーム」や「11速以上のコンポーネント」「車体重量9kg以下」「ディスクブレーキモデル」を選ぶのはちょっと厳しい状況ということ。
でもせっかくなら、予算をフル活用してミドルグレードぐらいの車体が欲しい…でもカーボンフレームにしようもんなら一気に予算はオーバーしてしまう……。
ちょっと待って。その夢、叶うかもしれません!「リユース」から選ぶという手が残っています!
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中古なら10万円でカーボンロードバイクだって選べる!

最初の一台としてとくにおすすめしたいのがリユース(中古)という選択肢。中古の大きなメリットは、同じ予算でも新品では絶対に手が届かないスペックの車体が狙えること。実際にバイチャリのオンラインストアで購入できる車体を見てみると、10万円以下で購入できるカーボンロードがザクザク出てきます。

>> KUOTA 「クオーター」 KHARMA RACE 2012年モデル ロードバイク / 大阪門真店

>> PINARELLO「ピナレロ」 FP DUE 2013年モデル ロードバイク / 浜松店
新品ではまず実現できないスペックの車体が並びます。もちろんカーボンロードだけでなく、アルミロードやクロモリロード、搭載されるコンポやホイールもさまざま。今の時代に10万円以下でこんなに選択肢があるなんて!
リユースってボロボロな状態なんじゃないの?というイメージをもつ人もいるかもしれませんが、実際に店頭に並んでいるロードバイクを見れば、状態がいいものが多いことにも驚くでしょう。
中古だからこそ注意したいポイントはいくつかありますが、そこさえ気をつければ初めての一台をリユースで選ぶのはむしろ賢い方法といえますね
自分に合ったロードバイクの選び方

ではどうやって自分にピッタリのロードバイクを選ぶのか。ここからはリユースによって選択肢が広がることを前提に、予算10万円でロードバイクを選んでいく方法を解説していきます。
自分にピッタリの一台を選ぶ基準となるのは、「どんな乗り方をしたいか」です。イメージしている乗り方にあった「①フレーム素材」「②コンポーネントのグレード」「③ロードバイクの種類」「④ブレーキタイプ」を選び、この条件を基準に実際の商品を探していきましょう。
①フレーム素材

ロードバイクのフレーム素材は主にカーボン・アルミ・クロモリの3種類です。とにかく速く走りたい、いつかはレースにも挑戦したいという人ならカーボンを、コスパ重視ならアルミを、細身のルックスや丈夫さを優先したいならクロモリを選ぶとよいでしょう。
②コンポーネントのグレード
新車では10万円の価格帯ならエントリーグレードのシマノ・クラリス以上はほぼ選べませんが、リユースなら上位グレードの「ソラ」「ティアグラ」「105」「アルテグラ」まで射程圏内に入ってきます。
初めての一台なら、コンポーネントは「変速がスムーズか」「ブレーキ性能は十分か」レベルで選んでOK。上に挙げたシマノ・クラリスを含む全グレードが安心して使えます。ただ、レースやロングライドなどシビアに乗り始めるとティアグラ以下は物足りなくなる可能性も。(変速性能や重量が気になって、アップグレードしたくなる人が多いんです)
レース志向ならアルテグラか105、フィットネス感覚のサイクリングやツーリングがメインならティアグラ、街乗りならソラやクラリスで必要十分、ぐらいのイメージで選ぶとよいでしょう。
③ロードバイクの種類

ひとくちにロードバイクといっても、そのなかでいくつか種類があります。代表的な4つをおさえておきましょう。
- エアロロード…空気抵抗を極限まで削いだ形状で、スピードに特化したロードバイク。各メーカーのハイエンドモデルに多く、プロ選手に供給されているのもエアロモデルが多い
☆向いているジャンル:レース、トライアスロン(とにかく平地を速く走りたい人)
- 軽量クライミングロード…カーボンの中でもより軽量な繊維素材を使用したり、カーボンパーツをふんだんに採用して軽さ重視で仕上げられたロードバイク。高額になることが多い
☆向いているジャンル:ヒルクライム
- エンデュランスロード…快適に走れるポジション設計で、振動吸収性を高める技術が盛り込まれたロードバイク。長い距離を快適に走ることができる
☆向いているジャンル:ロングライド、ブルベ
- グラベルロード…砂利道などの非舗装路も走破できるロードバイク。フィールドを問わずに乗れるため近年人気が高まっている。安定性重視のフレームジオメトリや太いタイヤ、エンデュランス系以上にマイルドな乗り心地
☆向いているジャンル:砂利道やオフロードライド、ツーリング、自転車通勤
※近年のハイエンドモデルにおいては、複数の要素を取り入れた高性能オールラウンダー化が進んでいて、「エアロ」「軽量クライミング」といったジャンルの垣根が薄れてきています。あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮する万能モデルが主流になりつつあります
④ブレーキタイプ

ロードバイクのブレーキは主に「リムブレーキ」と「ディスクブレーキ」の2種類です。
- リムブレーキ:ホイールのリムをブレーキシューで挟んで制動するタイプ。軽量で整備が簡単だが、雨天時の制動力が低下しやすい。ディスクブレーキより軽量で価格も若干安い
- ディスクブレーキ:ホイール中央のローターをキャリパーで挟んで制動するタイプ。制動力が高く、雨でも安定したブレーキングができる。重量が増しメンテナンスもやや複雑な面も
今の主流はディスクブレーキなので、後々ホイールのステップアップをしたくなったときに選択肢が広がるのはディスクブレーキです。(ブレーキタイプによって使えるホイールの種類が変わります)
ただ、今も多くのサイクリストがリムブレーキのロードバイクに乗っていますし、軽さやメンテの手軽さを優先するならリムブレーキも全然アリでしょう。
中古だからこそ気をつけるべきポイント2つ
ここまで見てきたように、中古のロードバイクは新車購入より金額をグッと抑えられるのが最大のメリット。ただし、中古だからこそ気をつけたいポイントもいくつかあります。
まずは年式。同じブランドの同じモデル名でも、年式によって仕様がずいぶん違うことがあります。


たとえばビアンキの入門モデルとして昔から人気のある『ヴィア・ニローネ』は、2019年モデルからケーブル内装になっています。
自転車本体だけでなく、コンポーネントも各グレードで歴代モデルがあり、同じアルテグラでも11速だったり、古い年式だと10速のものもあったりします。リペアパーツが廃盤、なんてこともあるので、古すぎる年式を選ぶときには注意したいポイントです。
そしてもうひとつがサイズ。新車であればサイズの選択肢があり、その中から選べばよいですが、中古の場合は基本的に在庫のサイズのみ。そしてそれが必ずしも自分のサイズであるとは限りません。どんなに好みのロードバイクであっても、全くサイズがあっていないものを選ぶのはNG。本来の性能を十分に引き出すことができないばかりか、怪我や事故の原因にもなりかねません。
でもまぁ、中古でサイズが選べないのは自転車に限らず古着やシューズなど、どんな中古市場も同じですからね。新車の場合でも、サイズによって在庫切れの場合もけっこうあります。リユースのロードバイクをオンラインストアで探すにあたって最優先の絞り込み条件として「予算とサイズ」を設定して探してみるのもおすすめです。

>> 本当に中古で大丈夫? 心配な人はこちらもチェック。デメリットもしっかり解説しています
10万円以下!おすすめ中古ロードバイク12選
おまたせしました、ここからは実際に予算10万円で買えるロードバイクを紹介していきます! 今どき10万円の予算でこんなにロードバイクが選べるというだけで幸せな気持ちに……。さっそくチェック!
アルミのキビキビとした走りを体感! キャノンデール キャド12

アルミ製なのにとても速いことから「カーボンキラー」として有名なキャノンデールの名車CAAD(キャド)12が、まさかのアンダー8万円!? 根強い人気の高性能アルミフレームにシマノ・ティアグラコンポで7万9200円とは驚きです。
キャドシリーズは目的問わずに乗れるオールマイティさが人気で、いまだにオーナーの多い定番のアルミロードバイク。今は買えない旧ロゴのデザインもイイ!
販売価格:税込79,200円(新品参考価格:162,000円) | |
サイズ(適応身長目安) | 44(約155cm-159cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ティアグラ |
重量 | 約9.3kg |
>> CANNONDALE 「キャノンデール」 CAAD12 2018年モデル ロードバイク / 横浜戸塚店
とにかく安く!間違いないモデルならコレ。リドレー フェニックス AL 105

10万円の予算内で、さらにグッと価格を抑えたモデルを探してみたら見つかりました。ベルギーブランドのリドレーです。
リドレーのフェニックスってアルミモデルでも硬さを感じない、かなりマイルドな乗り心地なんですよね。シマノ・105コンポを積んで、価格はまさかの6万円! アルミのカチカチすぎる走りが苦手な人にこそ、ぜひ試してみてほしい!
販売価格:税込60,000円(新品参考価格:214,500円) | |
サイズ(適応身長目安) | 165-175cm |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・105 |
重量 | 約9.3kg |
>> RIDLEY 「リドレー」 FENIX AL 105 2015年モデル ロードバイク / 名古屋大須店
【有名ブランドに乗りたい】その①ジャイアント コンテンド AR4

ロードバイクの世界最大メーカーといったらやっぱりGIANT(ジャイアント)。コンテンドはアルミロードバイクシリーズで、そのうち「AR」=オールロードの名を冠したグラベル系のモデルです。現在は32Cのタイヤを履いていますが、タイヤクリアランスは38Cまで対応可能。
2021年モデルと年式も新しいディスクブレーキモデル、しかも使用感の少ないBランク商品。サイズが合うなら見逃し厳禁です!
販売価格:税込85,000円(新品参考価格:115,500円) | |
サイズ(適応身長目安) | 410(155-170cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 約10.2kg |
>> GIANT 「ジャイアント」 CONTEND AR4 2021年モデル ロードバイク / 阪急塚口店
【有名ブランドに乗りたい】その②ビアンキ ヴィア・ニローネ7

最初の一台にビアンキを選びたくなる魅力、それはやっぱりこのチェレステカラーですよね。じつはチェレステカラーって年式によって微妙に色が違うって知っていましたか? その年のカラーを目当てに、わざわざ旧モデルを指名で探すファンだっているんですよ。
そしてこのヴィア・ニローネ7は、ビアンキのエントリーロードの定番モデル。ケーブル内装になった比較的新しい年式を、衝撃の7万円台で。
販売価格:税込 76,500円(新品参考価格:141,900円) | |
サイズ(適応身長目安) | 50(約163-170cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ソラ |
重量 | 約9.7kg |
>> BIANCHI 「ビアンキ」 VIA NIRONE7 SORA 2021年モデル ロードバイク / 阪急塚口店
【有名ブランドに乗りたい】その③ スペシャライズド アレースプリント

アメリカンブランドのスペシャライズドからは、アレースプリントを。アレーといえば、ひと昔前までは「あのスペシャライズドでもじつは10万円以下のモデルがあるよ」と、ビギナーさんにまっさきにおすすめしたくなるアルミロードだったんですが、今や20万円近くしますね……。
アレーの中でもアレースプリント(通称アレスプ)はレーシーなモデル。今回のこのアレスプも、まさにエアロロード然としたフォルムで、平坦番長にはピッタリ! シマノ・105コンポですが、スプロケットはアルテグラにアップグレードしてありますね。アルミロードで重量8.15kgという軽さにも注目です。
販売価格:税込99,000円(新品参考価格:181,500円) | |
サイズ(適応身長目安) | 49(約155-163cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・105 |
重量 | 約8.15kg |
>> SPECIALIZED 「スペシャライズド」 ALLEZ SPRINT DSW SL COMP 2018年モデル ロードバイク / 高知店
【有名ブランドに乗りたい】その④ トレック エモンダ

アメリカンブランドでキャノンデールそしてスペシャライズドときたら、トレックを紹介しないわけにはいきません。軽量ロードバイクシリーズのエモンダは、クセがなくて乗りやすく、人気の衰えない定番モデルです。
コンポは105とアルテグラのミックス。この年度のエモンダALR4はティアグラ仕様だったはずなので、これもアップグレードされたお買い得モデルですね! 重量8kgという軽量さ、11速の性能がアンダー10万円で手に入ります。
販売価格:税込96,800円(新品参考価格:139,320円※ティアグラ仕様) | |
サイズ(適応身長目安) | 54(約170-180cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルテグラ、105MIX |
重量 | 約8.0kg |
>> TREK 「トレック」 EMONDA ALR 4 2018年モデル ロードバイク/ 大阪美原北インター店
いつかレースにも出たいならコレ!メリダ スクルトゥーラ4000

きました、フルカーボンロード! しかもコンポは105(11速)。それでお値段8万3700円!
メリダの軽量オールラウンダー『スクルトゥーラ』は当時からハイコスパモデルとしてかなり人気のあったモデル。セミエアロのフルカーボンフレームをベースに、パーツをカスタムして育てていくのもアリ! いまはノーグレードのクランクやホイールをアップグレードしていけば、レースでも十分戦えるスペックになります。
販売価格:税込83,700円(新品参考価格:199,900円) | |
サイズ(適応身長目安) | 44(約155-165cm) |
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | シマノ・105 |
重量 | 約8.7kg |
>> MERIDA 「メリダ」 SCULTURA 4000 2016年モデル ロードバイク / 名古屋大須店
憧れの常勝ブランドが9万円!? ピナレロ プリマ

こちらも驚き、まさかのピナレロが9万円ぴったりとは!
ピナレロは今も昔も、ひとめでピナレロとわかるフレームデザインが魅力。しかもこのモデル、今はもう手に入らないピナレロ唯一のアルミモデルです。
コンポは、こちらもイタリアの高級ブランドであるカンパニョーロを採用し、イタリア尽くしの憧れの一台です。
販売価格:税込90,000円(新品参考価格:138,240円) | |
サイズ(適応身長目安) | 420(150-160cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | カンパニョーロ・ケンタウル |
重量 | 約9.6kg |
>> PINARELLO 「ピナレロ」 PRIMA 2019年モデル ロードバイク / 名古屋大須店
クロモリの狙い目モデルを発見! ラレー カールトンA

ロードバイクを選び始めて、クロモリの細身のフレームデザインに惚れてしまった人もいるでしょう。ラレーのAランク商品を見つけましたよ!
このカールトン・Aは、つややかな深みのあるレッドカラーで、ラレーらしいクラシカルなフレームですが、コンポはシマノ・ソラをフルスペックというのが売り。しかもこの車体、ブレーキだけワングレード上の105にしてあるんですよね。ブレーキは安全面に直結しますし変化を感じやすいパーツですから、賢いグレードアップなんですよ。
さらにサブブレーキレバーまでついてるので、ドロップハンドルの操作感に不安がある人にもオススメな一台です!
販売価格:税込81,840円(新品参考価格:121,000円) | |
サイズ(適応身長目安) | 500(約160-170cm) |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・ソラ |
重量 | 約10.6kg |
>> RALEIGH 「ラレー」 CRA CARLTON-A 2020年モデル ロードバイク / 有明ガーデン店
新しい年式にこだわりたい! コーダーブルーム ファーナ ティアグラ

リユースでも年式の新しいモデルってけっこうあるんですよ。8万円台でディスクブレーキ採用のロードバイクが手に入ります。
コーダーブルームのファーナは、はじめてロードバイクに乗る人が快適に楽しく乗るために作られたモデルです。そのうちこのティアグラモデルは「25km/hがもっとも快適なロードバイク」とされていて、シビアにパフォーマンスを追求するわけではないけど、ロードバイク本来のレーシーな走りを楽しみたい人にピッタリ。
2023年モデルでBランク、しかもチェーン・バーテープは新品交換済み。人気モデルなので売り切れ御免、お早めに!
販売価格:税込85,500円(新品参考価格:207,900円) | |
サイズ(適応身長目安) | 465(約165-175cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ティアグラ |
重量 | 約9.4kg |
>> KHODAABLOOM 「コーダーブルーム」 FARNA DISC TIAGRA 2023年モデル ロードバイク / 阪急塚口店
これぞ中古の醍醐味、レアモノ発見!三連勝

30年以上前?! 1990年頃の車体が、2025年の今、9万円ちょっとで手に入ります。
「三連勝」はかつて競輪フレームとして名を馳せ、著名なトッププロ選手がレースで愛用した伝説的ブランドです。その人気は日本国内のみならず海外にも及び、今も探している人がたくさんいます。そんなレジェンドフレームを愛車にできるのもリユースならではの醍醐味ですね。
7400系のデュラエースに手組のホイールの「シルバー尽くし」、渋すぎるでしょ!
販売価格:税込92,150円(新品参考価格:ー円) | |
サイズ(適応身長目安) | 約160-170cm |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・デュラエース |
重量 | 約8.9kg |
>> 3RENSHO 「サンレンショウ」 SUPER RECORD EXPORT 1990年頃 ロードバイク / バイチャリ浦和ベース
10万円台後半ならフルカーボン最上位モデルも! ビアンキ インフィニートCV

少し予算を広げて10万円台後半まで見てみると、格上スペックのモデルも見つけることができます。思わず目を止めた1台は、ビアンキのフルカーボンロード。当時の価格でも、フレームセットだけで30万円を超えたモデルです。
エンンデュランスレーシングの最上位モデルにあたる『インフィニートCV』ですが、モデル名の「CV」とは、上位モデルのみに採用される衝撃吸収の特許技術のこと。独自素材をフレームに織り込むことで、路面からの振動を最大80%も除去するというものなんですが、実際に乗ってみると他社の比ではないくらいの振動吸収性を体感できます! それなのに踏み込む力は逃がさずしっかり伝えるんですよね……!
さらにコンポはカンパニョーロのポテンツァ、ホイールはフルクラムのレーシング5という、今では見られなくなったアッセンブルが最高。狙い目です。
販売価格:税込192,060円(新品参考価格:302,400円※フレームセット価格) | |
サイズ(適応身長目安) | 50(約165-175cm) |
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | カンパニョーロ・ポテンツァ |
重量 | 約8.1kg |
>> BIANCHI 「ビアンキ」 INFINITO-CV 2017年モデル ロードバイク / AKIBA店
予算10万円の中古ロードバイクにまつわるQ&A
初めて購入する方にとって、自転車に10万円というのは大きなお買い物ですよね。素朴なギモンから、知っておいたほうがいいこと、中古で注意すべき点など一気にお答えしていきます!
新車でも3万円ぐらいのロードバイクっぽいものがあるけど何が違うの?
初ロードバイク購入のときって、スマホの検索履歴が「自転車 10万円 おすすめ」で埋まりますよね。私もそうでした。そして調べていく中で、新車で2万9800円みたいな商品を見つけるんですよね。そういった自転車は、ドロップハンドルでロードバイクの見た目をしているけど中身は一般の自転車という、いわゆる「ルック車」である可能性が高いです。重量も重く、変速やブレーキ性能も値段相応で、スポーツライドには適していません。
フラットハンドルのクロスバイクもあるけど、ロードバイクとどっちがいいの?
スポーツタイプの自転車を調べていると、クロスバイクも選択肢にあがってくる人もいるでしょう。ロードバイクとクロスバイクのどちらにするかは用途と乗る距離で決めましょう。
- 【クロスバイク】
- ハンドルがまっすぐでアップライトなポジション設計
- スピードよりも快適性
- 通勤通学・週末のフィットネスライドや街乗りがメイン
- 20km以下の移動
- 普通の服装で乗りたい
- 【ロードバイク】
- ドロップハンドルで前傾姿勢になるポジション設計
- 速さを求める、遠くまで走りたい
- 競技も楽しみたい
- 50km、100kmといった長距離も走りたい
ちなみにこれはショップスタッフあるあるなんですが、クロスバイクから乗り始めたお客さまは、高確率でロードバイクが欲しくなって数か月〜1年後に買いに来ます(笑)
ロードバイクといっしょにそろえるべきアイテムは?
必ずそろえるべきアイテム、持っておきたいアイテム、さらに楽しむためのアイテムの3つに分けて挙げていきますね。
- 必ずそろえるべきアイテム
- ヘルメット
- ライト(フロントは必須、リアは反射板でもOK)
- カギ
- 空気入れ(空気圧が確認できる仏式対応のもの)
- 持っておきたいアイテム
- 専用ボトルとボトルケージ
- パンク時の修理セット(スペアチューブ、タイヤレバー、携帯ポンプ)
- さらに楽しむためのアイテム
- ウェア(サイクルジャージ、パッド付きビブショーツ、グローブなど)
- ビンディングシューズ・ペダル
- サイクルコンピューター
中古のロードバイクって試乗できるの?
ここからはリユース購入に関するギモンです。同じ中古販売でも、フリマアプリやネットオークションのような個人売買だと実物が見られなかったり、試乗ができないのが難点。バイチャリのような実店舗をもつ専門店なら、気になった商品の実物を見ることができますし、試乗も可能。購入後の簡易フィッティングまで対応してくれるから安心です!
>> メルカリとバイチャリ、ぶっちゃけどっちがいいの? お答えします!
中古ってトラブルがつきものでは? 購入前に状態をチェックしたいんだけど可能?
個人売買だと「届いたら説明にない傷があった・ヒビが入っていた」「違うパーツがついた状態で届いた」「写真よりもかなり状態が悪かった」といったトラブルもよく耳にします。結局、修理のために高額な工賃・パーツ代がかかってしまい、新車価格に近くなってしまったケースを何度も目にしてきました。
この点もバイチャリのようなスポーツバイクのリユース専門店で買うことでクリアできます。お目当ての商品が近くの店舗にあれば自分の目で確かめることができますし、オンラインでの購入でも事前に質問や相談をすることが可能です。
>> 本当に中古で大丈夫? 心配な人はこちらもチェック。デメリットもしっかり解説しています
リユースなら10万円以下でもしっかり選べる!
予算10万円でのロードバイク探しということで、実際に業界大手のバイチャリのオンラインストアをのぞいてみましたが、想像以上に良い車体がたくさんヒットして、中古市場の盛り上がりを感じました。
物価の高騰化は自転車も同じくで、日々いろんな部品が値上がりし、完成車価格もグングン上がっていっています。その中で、上手に中古を利用することは時代の流れに沿った賢い手段だといえます。注意すべき点にはしっかり気を付けながら、このマーケットをうまく活用しない手はありません!
わからないことにやお悩みなど壁にぶち当たったときは、ぜひ自転車に関するプロスタッフがいるバイチャリに相談してみてください。乗りたくなる1台に出合えますように。
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