ロードバイクの中でも憧れの存在といえるのが、カーボン製のフレームを使ったロードバイクです。どのブランドもハイエンドモデルはほぼカーボンフレーム。高性能のヒミツはどこに? 他の素材とどう違う? 自分にあったモデルはどう選ぶ?
エントリーモデルからのステップアップとしても最適なカーボンロードバイクを、自転車技士の資格をもつバイチャリ浦和店のおかだくんにじっくり解説してもらいました!
ロードバイクの3大素材「クロモリ」「アルミ」「カーボン」
「ロードバイクのフレーム素材は、主に『クロモリ(スチール)』『アルミ』『カーボン』の3つ。チタンなどほかの素材が使われることもありますが、基本的にはこの3つをおさえておけば大丈夫です」とおかだくん。それぞれの特徴を聞いてみましょう。
頑丈でしなやか「クロモリ」
正式名称はクロムモリブデン鋼ですが、略してクロモリと呼ばれる鉄の一種です。フレームは筒状になったクロモリのパイプをつないで作られ、粘りのあるしなやかな乗り心地が特徴です。鉄ということもあり、頑丈で壊れにくく、万が一パイプが壊れてもその部分をつなぎなおして修理ができます
『重量が重めになってしまう』『サビやすい』ことが弱点ですが、シンプルで美しい細めのフレームデザインが好き!というクロモリファンも多いです。
軽くて強い「アルミ」
軽量で加工しやすい特性をもつアルミニウムは、ロードバイクのフレームにピッタリの素材。カーボンフレームが登場する前はレース用ロードバイクの主役の素材でした。金属としての価格が安いということもあり、今でもエントリーモデルといったお手頃価格のロードバイクではメインとなる素材です
軽量で耐久性もあり、弱点という弱点がないのもアルミの大きな特長。好みが分かれるのは、硬い乗り味や、パイプの溶接面に凹凸が残る見た目の部分でしょうか。ただ、近ごろのモデルは溶接面を滑らかにする技術も出てきて、美しい仕上がりのものも増えています。
性能はピカイチ!「カーボン」
ごく簡単にいえば、炭素繊維を重ねてプラスチックで固めているのがカーボン素材です。自由に形を作れるという特性があり、炭素繊維を重ねる枚数や方向によって、しなりの強さや硬さまで変更できます。とても軽量に作ることができるので、高性能ロードバイクを作るのに最適な素材といえるでしょう。とはいえ、もちろんデメリットもあるので、次でもっと深堀りしていきましょう!
やはり一番人気はカーボン素材!メリットとデメリットは?
大きく3つに分けられるロードバイクの素材ですが、中でもロードバイク乗りに圧倒的な人気を誇るのが「カーボン素材」。カーボンロードバイクの強みと弱みをしっかりとチェックしておきましょう。
メリット
- 軽い
- 振動吸収性が高い
- 自由に成形できる(デザインの自由度が高い)
カーボン素材を使ったロードバイクの魅力はやはり軽さです。炭素繊維とプラスチックから構成されていることもあり、ほかの素材に比べてとくに軽量さのメリットが際立ちます。さらに、金属素材とは違って自由に曲面をデザインできるのも大きいですね。空気抵抗を軽減する「エアロロード」もカーボン素材がなければ作れないロードバイクといえるでしょう
デメリット
- 価格が高い
- 衝撃に対する耐久性が低い
一般的にカーボンロードバイクは価格が高くなっちゃいますね。もちろんピンキリではありますが、素材そのものの価格が高いというよりも、研究開発に費用がかかってそれが価格に反映されている、という状況ではないでしょうか。そのため最新のカーボン素材やテクノロジーを使っているものは高額で、数年前に出たものは比較的安い傾向にあります。そこを狙うのもひとつの手ですね。
あとはプラスチックを使っていることもあり、尖ったもので衝撃を加えるとクラック(ヒビ割れ)が入りやすいという特性もあります。とはいえ、フレームに直接衝撃(打撃)を加えない限りは頑丈で耐久性があるので、過度に心配する必要はありません
カーボンロードバイク選びのポイント
オンロードを速く走るという性能を極限まで高めることができるカーボンロードバイク。ハイスペックな自転車は誰しも憧れるところですが、どのように選べばよいのでしょうか?
【前提】自分の身体のサイズに合ったものを選ぶ
基本的にはほかの素材のロードバイクと比べて選び方に大きな違いはありません。絶対条件はサイズ。どんなに高性能な自転車でも、サイズが全然あっていないとそのロードバイクがもつ実力が引き出せません。乗りにくいのはもちろん、体の故障にもつながりますからね。サイズは必ずチェック!
そのうえで選ぶポイントとなるのがこの3つ。
- ロングライドを走りたい、山を上りたいなど、走る目的で選ぶ
- 自分の実力に合ったモノを選ぶ
- ブランドで選ぶ
同じカーボンロードバイクでも、平地を速く走るためのエアロロードバイク、ヒルクライムに特化した軽量クライミングバイク、長い距離を快適に走るためのエンデュランスロードなど、タイプが分かれます。自分の走る目的に最適なモデルを選ぶのがオススメです
▼ジャイアントのエアロロード『プロペル』
▼ビアンキの軽量クライミングバイク『スペシャリッシマ』
▼スペシャライズドのエンデュランスロード『ルーベ』
カーボンモデル特有ということであれば『自分の実力に合ったモノを選ぶ』のも見逃せないポイント。カーボンモデルだから必ず速く走れるわけではないということも理解しておきましょう。とくにトップクラスのモデルにいえることなんですが、基本的にハイエンドモデルには、乗り味を硬くしたカーボン素材が使われていて、それに対応した身体(脚)じゃなければ、性能を引き出すことができません。じつはハイエンドよりも低いグレードを選んだ方が、『快適に走れて、その結果タイムが速い』ということだって起こり得ます。自分の力量にあったものを選ぶことも大切です
あとは『ブランドで選ぶ』のもいい選び方。フラッグシップモデルとして各ブランドが力を入れて開発しているロードバイクなので、ブランドらしさが反映されます。その世界に飛び込んでいくのもアリ!
人気ブランドから選ぶ! おすすめカーボンロード10選
各ブランドの設計思想やテクノロジーがつまったカーボンロードバイクというカテゴリー。ここからは国内最大規模を誇るリユース自転車専門店のバイチャリで、人気ブランドの特色をチェックしていきましょう。
高価なカーボンモデルも、中古なら驚きの価格で手に入ります。高すぎると諦めていたあなたも、ステップアップのチャンスです。
【ピナレロ】曲線を取り入れたイタリアンデザイン
イタリアンブランドのピナレロは、金属製のフレームでは作り出せない柔らかい曲線を描いたフレームデザインが特長です。機能とデザインが融合したロードバイクは、世界のトップレースで華々しい成果を残しています。
ピナレロの代表的モデルが驚きの価格で! プリンス DISK 105 (2022年)
ピナレロを代表するモデル「プリンス」の22年モデル、しかもかなりの美品が登場! マイルドで優しい乗り味をもちながら、剛性も高く上りでも平地でも抜群の走行性を発揮します。
しかも搭載されているのはシマノ105 ディスクブレーキと、トータルで考えてもかなりお買い得なバイクになっています。
販売価格:税込377,190円(新品参考価格:528,000円) | |
サイズ | 515(適応身長:約168cm-178cm) |
カラー | A213/BLUESTEAL |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.30kg |
>> PINARELLO 「ピナレロ」 PRINCE DISK 105 2022年モデル ロードバイク / 横浜戸塚店
「これ絶対ピナレロでしょ!」なデザイン。FP チーム(2016年)
曲線デザインを採用した「ONDA(オンダ)フォーク」とシートステーを見れば、「ピナレロだ!」とひと目でわかるピナレロらしい1台。
航空機にも使用されている30HMカーボンを採用して、剛性を高めているにも関わらず、安定性があり優しい乗り味が体感できるので、初めてのロードバイクとしてもおすすめできます。
販売価格:税込225,000円(新品参考価格:319,000円/シマノ アルテグラ完成車) | |
サイズ | 550(適応身長:約175-185cm) |
カラー | ブラック |
コンポーネント | シマノ105 |
重量 | ー |
>> PINARELLO 「ピナレロ」 FP TEAM 2016年モデル ロードバイク/ 浜松店
【トレック】独自のカーボン素材+機能を体感できる
トレックしか使っていないOCLVカーボン、空力性能を極めたカムテール構造、独自の振動吸収機能など、最先端の素材・機能を惜しみなくロードバイクに注ぎ込んだブランドです。レベルを問わず、最先端の機能を体感したい人におすすめ!
ザ・エアロな見た目らしからぬ快適性。トレックの「顔」マドン9(2016年)
一般的にエアロロードは「硬い」といわれることもありますが、それを覆して「快適性」も手に入れたのがこのマドン9です。トレック独自のOCLVカーボン素材を使い、翼断面の後端を切り落としたかのようなカムテール構造がフォークやダウンチューブなどほぼ全体に採用された、トレックの顔ともいえるエアロロードです。
シマノとカンパニョーロが混在した「シマニョーロ」のコンポと、パイオニアのパワーメーターがセットされ、前オーナーの好みが爆発しているところも面白いロードバイクです。
販売価格:税込400,000円(新品参考価格:650,000円) | |
サイズ | 52(適応身長:約166-172cm) |
カラー | ー |
コンポーネント | CAMPAGNOLO RECORD |
重量 | 約6.7kg |
>> TREK 「トレック」 MADONE9 2016年モデル ロードバイク / AKIBA店
とにかく軽いバイクが欲しいならこれ! トレック エモンダ SLR7 DISC(2023)
エモンダはトレックの中でヒルクライム向けに特化したシリーズですが、空力性能も高く、じつはオールラウンド性能が高いバイクです。
このロードバイクは重量約7.2kgという軽さに加えて、シマノ・アルテグラ Di2を搭載。とにかく軽いカーボンロードバイクが欲しい!という人には最適な1台です。
販売価格:税込700,000円(新品参考価格:1,214,290円) | |
サイズ | 52(適応身長:約166-172cm) |
カラー | ー |
コンポーネント | シマノ・アルテグラ Di2 |
重量 | 約7.2kg |
>> TREK 「トレック」 EMONDA SLR7 DISC 2023年頃 ロードバイク / 名古屋大須店
【ジャイアント】ワングレード上のものが狙えるコスパ最強ブランド
コスパNo.1ブランドといえばジャイアントは外せません。その秘密は、フレームの製造から組み立てまで自社工場で行えるため、工場をもたない他ブランドに比べて大幅にコストダウンができるから。単に安いブランドというわけではないのです。
同じ価格帯でもひとつ上のグレードが狙えるので、かなりオトクなロードバイクが手に入ります。
最新のエアロもディスクも! プロペル アドバンスド2(2023年)
空力性能が最優先されるため一般的には少し重めになるエアロロードバイクですが、最新プロペルでは、最上位モデルが脅威の6.8kgまで軽量化され話題になりました。
そんな最新エアロロードのエントリーモデルを発見! 11速のシマノ・105、油圧式ディスクブレーキ搭載、さらにケーブル類をすべて内蔵した上位モデルゆずりのビジュアルにも所有欲がそそられます!
販売価格:税込330,000円(新品参考価格:418,000円) | |
サイズ | ML(適応身長:180-190cm) |
カラー | コバルト |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.9kg |
>> GIANT 「ジャイアント」 PROPEL ADVANCED2 2023年モデル ロードバイク / AKIBA店
パワーメーターがついてこの価格!? レースやトレーニングに最適な TCR アドバンスド 1 SE (2020年)
上りも下りもロングライドも楽しみたい、そんなライダーはジャイアントの中でも「万能」と言われるTCRがオススメ。軽さと剛性のバランスが良く、扱いやすい乗り味が特長です。
さらにコンポには上位グレードのシマノ・アルテグラが採用されているほか、パワーメーターまで装備。レースでも戦えるコスパ最強な1台です。
販売価格:税込220,000円(新品参考価格:308,000円) | |
サイズ | M(適応身長:170-185cm) |
カラー | ホワイト |
コンポーネント | SHIMANO ULTEGRA |
重量 | 約8.1kg(実測) |
>> GIANT 「ジャイアント」 TCR ADVANCED 1 SE 2020年モデル ロードバイク / AKIBA店
【ビアンキ】チェレステだけじゃない。独自の振動吸収機能に注目
世界最古の自転車ブランド、ビアンキといえば、独自のブランドカラー「チェレステ」が有名です。イタリアンブランドらしいオシャレさが注目されがちですが、独自の振動吸収性の技術「カウンターヴェイル」も見逃せないポイントです。
レースモデルなのにラクちん!? オルトレ XR3 105(2018年)
ビアンキのトップグレードの技術である「カウンターヴェイル」素材をミドルグレードに初めて採用したモデルです。 独自のカーボン繊維構造と粘弾性を持つ素材をフレームに織り込むことで実現した振動吸収性の高いカウンターヴェイルにより、高速走行時にも高い快適性をもたらします。
レーシーなモデルでありながら、乗り心地は良好。初心者にも乗りやすいカーボン製エアロロードに仕上がっています。
販売価格:税込250,000円(新品参考価格:363,000円) | |
サイズ | M(適応身長:約165~175cm) |
カラー | チェレステ |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約7.8kg |
うっとりカラーなエアロロード。アリア(2023年)
ビアンキはチェレステだけじゃありません。見る角度、光の当たり方によって色味が違う「サマータイムドリーム」というフレームカラーが美しい1台です。
エアロ形状で前傾姿勢の深いフレームで、いかにもレーシングバイクな設計が特徴。12速のカンパニョーロ・コーラスが搭載され、今すぐレースで走りたくなるスペックです。
販売価格:税込400,000円(新品参考価格:195,800円/フレームセット) | |
サイズ | 520(適応身長:約175~185cm) |
カラー | サマータイムドリーム |
コンポーネント | カンパニョーロ・コーラス |
重量 | 約8.85kg |
>> BIANCHI 「ビアンキ」 ARIA 2023年モデル ロードバイク / AKIBA店
【ルック】クライマーはやっぱりルック。こだわりのカーボンで走る
ルックは開発に時間をかけることで知られるこだわりのブランドです。一般的に自転車ブランドは毎年新しいモデルをリリースするものですが、ルックは約7年に1度のスパンで最新モデルをリリースします。つまり各モデルはおよそ7年もの開発期間を経て作られているということ。とくにクライミングバイクに定評のあるブランドです。
スーパー・クライミングバイクが50万円台!795 ブレード RS(2019年)
空気抵抗を軽減したエアロロードバイクでありながら、7.8kgの軽さでヒルクライムもこなすスーパーバイク! メインコンポもカンパニョーロのスーパーレコード(2ⅹ11速)で、さらにホイールもカンパニョーロ・ボーラウルトラと、すべてが最高級品! このセットで50万円台は圧倒的にお買い得、超狙い目です。
販売価格:税込528,000円(新品参考価格:880,000円/フレームセット) | |
サイズ | S(適応身長:165-175cm) |
カラー | ホワイト |
コンポーネント | |
重量 | 約7.8kg |
>> LOOK 「ルック」 795 BLADE RS 2019年モデル ロードバイク / 浦和ベース
坂バカじゃなくても欲しくなるヒルクライムバイクの決定版。785 ヒュエズ ディスク アルテグラ(2021年)
ツール・ド・フランスで激戦が繰り広げられた峠『L’Alpe-d’Huez(ラルプ・デュエズ)』の名前を冠した、ルックを象徴するバイクです。その軽さからヒルクライムだけのバイクと思われがちですが、実は下りの性能も秀逸。5種類のカーボン素材をフレーム各部に効果的に配置して、踏んだだけ上ってくれる弾性と、安心して下れる安定性を両立しています。ディスクブレーキ採用で下りも安心な一台です。
販売価格:税込400,000円(新品参考価格:804,000円) | |
サイズ | XS(適応身長:155-165cm) |
カラー | ブラック |
コンポーネント | SHIMANO ULTEGRA |
重量 | 約7.55kg |
>> LOOK 「ルック」 785 HUEZ DISC ULTEGRA 2021年モデル ロードバイク / 大宮店
中古ならカーボンのデメリット「高い」さえクリア! 狙い目ロードバイク10選
新車だとどうしても価格がネックになるカーボンロードバイクですが、中古なら驚きのプライスでゲットできちゃいます。
ただ、カーボンモデルはとくにコンディションが気になりますよね。プロの目を通してしっかりメンテナンスがされたモデルを選ぶのが安心です。
専門スタッフによる確かな整備が行き届いているバイチャリから、お値打ちカーボンロードを価格帯別にピックアップしていきます。
10万円以下でも買えるお手頃モデル
カーボンロードバイクが10万円以下なんて、新車ではあり得ません。初心者のステップアップにもピッタリな「10万円以下で買えるカーボンロード5台」をチェック!
憧れブランドの「らしさ爆発」! ピナレロが10万円を切る!? FP クアトロ(2012年)
これぞピナレロ。湾曲したフォークに、左右非対称のチェーンステーを採用した “らしさ” 爆発の一台です。操作性に優れ乗り心地も良く、ミドルグレードのモデルの中で当時かなり人気のあった車種です。
2012年モデルですが、今でも十分に使える10速のシマノ105を搭載し、色褪せない魅力があるロードバイクです。
販売価格:税込98,000円(新品参考価格:298,000円) | |
サイズ | 55 |
カラー | White Red 567 |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.5kg |
>> PINARELLO 「ピナレロ」 FP QUATTRO 2012年モデル ロードバイク / AKIBA店
人気ブランドを7万円台で。ロングライド好き必見のビアンキ インテンソ ソラ(2016年)
ロングライド向け自転車として知られるビアンキの「C2C」シリーズ。ミドルグレードモデルですが、上位グレードと同様にゆったりとした姿勢がとれるので、長距離ライドでも疲れにくいのが特徴です。
コンポーネントは9速のシマノ・ソラ、そして完成車重量が約8.5kgという軽さが魅力。疲れ知らずだからいつもより遠くまで走っていけそう!
販売価格:税込75,000円(新品参考価格:204,120円) | |
サイズ | 500mm(適応身長:165-175cm) |
カラー | アントラシット |
コンポーネント | SHIMANO ソラ |
重量 | 約8.5kg |
>> BIANCHI 「ビアンキ」 INTENSO SORA 2016年モデル ロードバイク / 福岡アイランドシティ店
コスパ最強! 充実のパーツ構成のスコット CR1 チーム(2008年)
コンポーネントにシマノ105(10速)、ホイールはマヴィックのアクシウムと、充実した”走れる”パーツが魅力のスコットCR1チーム。
フレームは1㎏を切る軽さに高い快適性のCR1は初心者ライダーにも最適。上りもロングライドもこなせる汎用性の高さで、サイズが合う人には全力で推したい一台です。
販売価格:税込66,000円(新品参考価格:323,400円) | |
サイズ | 56㎝(適応身長:175-185cm) |
カラー | ブラック |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.6kg(実測値) |
>> SCOTT 「スコット」 CR1 TEAM 2008年モデル ロードバイク / 川越店
しゃきっとした乗り味がジャスト7万円。オルベア オニキス(2009年)
スペイン・バスクを本拠地とするオルベアらしいオレンジのカラーが印象的なレース用ロードバイクです。平地も上りもこなすオールラウンドなロードバイクですが、なかでも上りの性能が高く、しゃきっとした乗り味が印象的な自転車です。
シマノ105(10速)が搭載され、ヒルクライムレースにチャレンジしたい人にもオススメです。
販売価格:税込70,000円(新品参考価格:268,000円) | |
サイズ | ー(適応身長:約170-175cm) |
カラー | オレンジ |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.8kg |
>> ORBEA「オルベア」 ONIX 2009年モデル ロードバイク / 熊谷本店
高性能エアロロードを格安でほしい女性へ! クオータ カルマ グラム(2009年)
弓なりのトップチューブと、三角型のダウンチューブという、クオータらしいフレームデザインの女性用ミドルグレードモデルです。リアタイヤに沿うように設計されたエアロなシートチューブデザインは今でも古さを感じさせません。
10速のシマノ105に加えて、ホイールにはトレーニング用として最適なシマノWH-RS31をセット。オールラウンド性能の高さもオススメのポイントです。
販売価格:税込80,000円(新品参考価格:299,800円) | |
サイズ | 455mm(約155~165cm) |
カラー | WHITE/PURPLE |
コンポーネント | SHIMANO 105 |
重量 | 約8.5kg |
中古なら50万円はトップグレード! 超オトクなモデル3選
新車で50万円くらいのロードバイクといえば、ミドルグレードの価格帯。それが中古になると、驚きのスペックをもつトップグレードに。
思わぬ掘り出し物が見つかりやすい、超狙い目な価格帯をチェックしておきましょう。
伝統のイタリアンブランド、コルナゴ V3 ディスク アルテグラ カスタム(2021)
上位グレード『V3-RS』と同じ金型が使われ、レーススペックはそのままに、カーボン素材と積層を変更し全体的にマイルドに仕上げられたのがこの『V3』です。ハンドリングの良さと振動吸収性、加速感が体感できるレースモデルでありながら、最大28Cのタイヤクリアランスで、長距離ライドやブルベにも挑戦できる汎用性の高さをもちます。
この商品はサイズがやや小さめで、小柄な人や女性にもチャンスあり!
販売価格:税込460,000円(新品参考価格:514,800円) | |
サイズ | 480(適応身長:約160-170cm) |
カラー | ブラック/レッド |
コンポーネント | SHIMANO ULTEGRA |
重量 | 約8.0kg |
>> COLNAGO 「コルナゴ」 V3 DISC ULTEGRA カスタム 2021年頃 ロードバイク / 名古屋大須店
究極のエアロモデルが驚きのアンダー50万! スコット フォイル RC 30(2023)
楕円形のシートポスト、リアタイヤに沿うように形作られたシートポストなど、まるでTTバイクのようなエアロ形状が特徴のバイク。薄くていかにも硬そうなシートポストですが、先方部分がしなることで身体への負担を減らす仕組みが採用されています。
12速の最新シマノ・105 Di2を搭載するなど、新車ではあり得ない、これぞ掘り出し物なバイクです。
販売価格:税込490,000円(新品参考価格:770,000円) | |
サイズ | XS(適応身長:約160-170cm) |
カラー | ー |
コンポーネント | SHIMANO 105 Di2 |
重量 | 約8.5kg |
スラムの無線コンポを発見! サンタクルズ スティグマータ(2020年)
元々はシクロクロスをリリースしていたブランドですが、近ごろはグラベルロードのカテゴリーにも進出。日本ではあまりなじみのないブランドですが、デザインと機能性に優れたバイク作りには定評があります。
このスティグマータは長時間のライドもこなせる設計のフレームに、スラムの無線コンポを搭載するなど、速さと快適性を両立したロードバイクに仕上がっています。ワンランク上のグラベルロードを狙っていたならチャンス到来です!
販売価格:税込550,000円(新品参考価格:743,600円) | |
サイズ | 52(約165-175cm) |
カラー | ー |
コンポーネント | スラム・フォース E-TAP AXS |
重量 | 約8.5kg |
>> SANTA CRUZ 「サンタクルズ」 STIGMATA 2020年モデル グラベルロード / 名古屋大須店
雲上の超トップモデルも中古なら狙える!
ここ数年の価格高騰の波はロードバイクの世界にも到来。100万円を超えるバイクはもはや珍しいものではなくなり、むしろハイエンドモデルは100万円超えが当たり前になってしまいました。それが中古なら、100〜200万円の憧れモデルが70万円台で狙えます。
エアロフレーム+デュラエースの最高級セット。サーヴェロ S5 チームMTNキュベカ エディション(2015年)
パッと見ただけで「速そう!」と感じるエアロフレームを、ロードレースチームのMTNキュベカカラーにペイントした特別バージョン。「エアロフレームは硬め」ということもよく言われますが、サーベロはトライアスロンバイクで培った振動吸収性機能をロードバイクにも採用し、長時間のライドも快適に走れます。
このバイクではシマノのトップグレードコンポ「デュラエース」もセットし、まさに最高級という仕上がりです。
販売価格:税込679,000円(新品参考価格:1,800,000円) | |
サイズ | 51(適応身長:約165-175cm) |
カラー | MTNキュベカカラー |
コンポーネント | SHIMANO DURA-ACE |
重量 | 約6.9kg |
>> CERVELO 「サーベロ」 S5 TEAM MTN QHUDEKA EDITION 2015年モデル ロードバイク / 有明ガーデン店
BMC チームマシーン SLR01 FOUR FORCE AXIS(2022年)
現行モデルもお手頃価格で手に入ってしまうのが、中古バイクの良いところ。第4世代になるこのチームマシーン SLR01は、2024年現在でも変わらずラインナップされているBMC自慢の軽量オールラウンダーです。スラムの無線コンポを搭載、ツール・ド・フランスで活躍しているものがほぼそのまま手に入れられます!
小柄な人にチャンスありの「47」というサイズもレア。
販売価格:税込746,000円(新品参考価格:1,265,000円) | |
サイズ | 47(適応身長:約160-166cm) |
カラー | Acid Yellow & Carbon |
コンポーネント | SRAM FORCE AXIS E-TAP |
重量 | 8kg |
>> BMC 「ビーエムシー」 TEAMMACHINE SLR01 FOUR FORCE AXIS 2022年モデル ロードバイク / AKIBA店
お得な中古ロードバイクはどこで買ったら失敗しない?
さて、ここまでおすすめの中古カーボンロードバイクを紹介してきましたが、じゃあ「どこで買ったらいいの?」というのが気になりますよね。注意してもらいたいポイントを再び自転車技士のおかだくんに教えてもらいましょう!
- しっかり整備されている
- アフターメンテナンスに対応してくれる
- 試乗できる
中古という特性上『整備』に関係する部分はとくに気にしてほしいですね! 納車時の整備はもちろん、納車後のメンテナンスは新車以上に気を遣うといいと思います。その点でいえばバイチャリは、ユーザーさんから買取した後、ハブまで分解してグリスアップするなど、徹底的に自転車を整備してから店頭に並べるのを信条としています。
個人オークションやフリマサイトなどを利用した際によく聞くのが、キズや動作不良というトラブル。その点でいってもバイチャリはかなり安心できます! もちろん、その手間がかかっている分、個人売買に比べ価格は多少高くなりますが、安全を買ったと思えば安いと思います。
さらにバイチャリなら購入予定の実車に試乗することも可能。写真やスペックでは分からない状態を自分の目で見て確認できますよ!
高性能カーボンロードバイクをオトクに手に入れよう
欲しいカーボンロードバイクは見つかりましたか? 自分の実力と目的にあったモデルが見つかったら、今までとは一味違うロードバイク人生が待っています。
バイチャリならECサイトでも実店舗でも、カーボンロードバイクのラインナップは日々新しいものに更新されています。高額だけど、そのぶん高性能な憧れのカーボンロードを、中古市場でオトクにゲットしてみては。
>> 今のロードバイクを売って元手にするのが賢い!
>> カーボンといえばホイールも! まずはカーボンホイールで走りを変えてみるのもいい。